$ 0 0 江戸の爛熟した庶民文化を感じさせる東北堤の土人形です。 幕末頃のものは珍しくないのですが、これは江戸中期~後期にさかのぼるもの。 近松門左衛門の浄瑠璃作品に登場する「和藤内」です。 中国人を父に日本人を母にもつ主人公が活躍する物語が人気を博し、歌舞伎でも上演されました。 裏側に「庄子や」の文字が入っていて、この土人形が、伝説の名人といわれた庄子勇七の作だということがわかります。 (高さ16センチ、横19センチ) <売約済みになりました>