うなぎとりを“発見”したのは、古道具坂田の坂田和實さん。
坂田さんが韓国の仕入れから帰ったので、早速お店を訪れ、
そのときに見たのが里帰り品のうなぎとり。
造形のおもしろさに惹かれて、即購入しました。
「何故韓国にあったのか不思議だね」との話になりましたが、
戦前の日本占領時代に持ち込まれたものだろうという結論に落ち着きました。
その後、あっという間に多くの業者さんが扱うようになりました。
若い頃の話です。
写真のうなぎとりは、15年ぐらい前に、
仙台の古道具屋「紫山」の小野さんから譲ってもらったものです。
私のなかでは、ベストのうなぎとり。
狭い空間で窮屈そうですが、我が家の「お宝」です。
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