$ 0 0 純金無垢の、小さいけれど存在感のある如来立像。 古代密教が盛んだった中部ジャワ出土で、7~8世紀にさかのぼるものです。 小壺に収められていたと聞きました。 火中しているように見えますが、929年頃のメラピー山大噴火で、中部ジャワ一帯が溶岩に埋まったことによるものです。 インドネシアの古代金製品は、質量ともに世界でトップクラスです。それは、紀元前からの香料貿易による金の集積地であったこと、さらに近隣地域の金鉱脈に恵まれていたことによるものです。 (高さ5,2センチ)