<この記事は「西荻窪の道路拡張を考える会」のブログからの転載です>
6月3日、議会を傍聴しました
議会って、質問の議員と、区長なり行政幹部が丁々発止やりあうのかな~と想像していたら違いました。
議会内は静かーでした。
議員が全部の内容をまとめていっぺんに質問して、それに対して何人かの該当部署の部長さんが、答えるのです。
質問は事前に通達してあるので、部長さんの答え、そつなく都合のいい範囲での返答しかありません。
せめて、一項目ごとに「質問して、答えて、」のやりとりをしてくれたなら、内容がもっと分かりやすくなるのに・・・
でも、まあしっかり聞いてきました。
山田耕平区議(共産党)は都市計画道路132号線について、道路拡幅の必要性の根拠がないことを調査にもとづいて指摘。
①西荻地域は、東京都の「防災都市づくり推進計画」の中でも「重点整備地域」になっていない地域だ。
②このエリアは、地震被害シミュレーションで焼失棟数が0-1未満、もっとも低い。延焼遮断帯の必要性の根拠がない。
③災害発生時に、防災拠点・東京ガスが青梅街道へ出られるようにするため、という理由があげられていたが、東京ガスは2022年頃をめどに統廃合して移転する予定になっている(→ビックリ。私たち北側の住民は「緊急時の東京ガス出動のため」という理由が一番強いと思っていたので・・・)
④沿線の交通量調査では車の数は減少傾向にある。
ほんと、すごく明快。これでは道路を拡げなければいけない理由がないでしょう! と思いました。
部長さんの回答は、指摘された調査はそのとおり、としながらも事業は進めます、と。
「田中区長の考えを聞きたいね~」とみんなが思っていたとおもうのですが、まったくなかったのがすごく残念でした。
6月7日、付託された都市環境委員会での議題にのぼりませんでした
エッ! 何で? 二日前に議会事務局から聞いて、ビックリ。
委員会で、どの問題を議題にあげて審議するかは委員長権限で、委員長に一任されているのだそうです。
ほかの議員は何も言えないとか。
都市環境委員会の委員長は川原口宏之区議(公明党)。
どうして、議題にもとりあげられないで、無視されてしまうの~
がっかりして、当日委員会の傍聴はパスしてしまいました。かなり、ガックリしていました。
署名だって、あれから届けてくださった方が何人もいて、署名総数3778筆になっていたのです。
<委員会の様子を、当日傍聴された方のツイッターから転載させていただきます。>
「西荻窪の道路拡張反対の陳情、区議会は審議せず」
地元住民は3778人の署名簿を添え、区議会に工事の認可申請をしないよう求
めていました。
しかし7日、都市環境委員会は委員長(公明)判断で、陳情の中身は審議しない
と決めました。
7日当日の委員会では冒頭、異例のやりとりがありました。
奥山たえこ議員が、突然手をあげて発言を求め、「大事な陳情を審議しないのは
おかしい」と委員長を追及したのです。
そのあと、他の区議からも同様の発言がありました(くすやまさん、ほらぐちさ
んでした)。
奥山たえこ議員(杉並を耕す会)は
「杉並区議会は、陳情書を実際に審議する比率が都内でも低い」
「こんなに大事な問題なのに審議しない理由は何か」
「議会閉会中でも審議をすべきではないか」
と委員長に迫りました。
この追及に川原口宏之委員長(公明)は
「この陳情は人数も多いし非常に重みもある」
「しかし地元には別の意見もある」
「重みのある陳情だけに軽々に判断すべきでない」
「行政の動きも見たうえで審議すべきと考える」と発言。
6月7日ツィッターより。
“異例の発言”をした奥山たえこ議員の勇気に拍手!です。
「重みのある陳情だけに軽々に判断すべきでない」との川原口委員長のことばに、少し救われました。
無視されているんじゃあない。
私たち住民の声を議会はきっと聞いてくれる。
6月3日、議会を傍聴しました
議会って、質問の議員と、区長なり行政幹部が丁々発止やりあうのかな~と想像していたら違いました。
議会内は静かーでした。
議員が全部の内容をまとめていっぺんに質問して、それに対して何人かの該当部署の部長さんが、答えるのです。
質問は事前に通達してあるので、部長さんの答え、そつなく都合のいい範囲での返答しかありません。
せめて、一項目ごとに「質問して、答えて、」のやりとりをしてくれたなら、内容がもっと分かりやすくなるのに・・・
でも、まあしっかり聞いてきました。
山田耕平区議(共産党)は都市計画道路132号線について、道路拡幅の必要性の根拠がないことを調査にもとづいて指摘。
①西荻地域は、東京都の「防災都市づくり推進計画」の中でも「重点整備地域」になっていない地域だ。
②このエリアは、地震被害シミュレーションで焼失棟数が0-1未満、もっとも低い。延焼遮断帯の必要性の根拠がない。
③災害発生時に、防災拠点・東京ガスが青梅街道へ出られるようにするため、という理由があげられていたが、東京ガスは2022年頃をめどに統廃合して移転する予定になっている(→ビックリ。私たち北側の住民は「緊急時の東京ガス出動のため」という理由が一番強いと思っていたので・・・)
④沿線の交通量調査では車の数は減少傾向にある。
ほんと、すごく明快。これでは道路を拡げなければいけない理由がないでしょう! と思いました。
部長さんの回答は、指摘された調査はそのとおり、としながらも事業は進めます、と。
「田中区長の考えを聞きたいね~」とみんなが思っていたとおもうのですが、まったくなかったのがすごく残念でした。
6月7日、付託された都市環境委員会での議題にのぼりませんでした
エッ! 何で? 二日前に議会事務局から聞いて、ビックリ。
委員会で、どの問題を議題にあげて審議するかは委員長権限で、委員長に一任されているのだそうです。
ほかの議員は何も言えないとか。
都市環境委員会の委員長は川原口宏之区議(公明党)。
どうして、議題にもとりあげられないで、無視されてしまうの~
がっかりして、当日委員会の傍聴はパスしてしまいました。かなり、ガックリしていました。
署名だって、あれから届けてくださった方が何人もいて、署名総数3778筆になっていたのです。
<委員会の様子を、当日傍聴された方のツイッターから転載させていただきます。>
「西荻窪の道路拡張反対の陳情、区議会は審議せず」
地元住民は3778人の署名簿を添え、区議会に工事の認可申請をしないよう求
めていました。
しかし7日、都市環境委員会は委員長(公明)判断で、陳情の中身は審議しない
と決めました。
7日当日の委員会では冒頭、異例のやりとりがありました。
奥山たえこ議員が、突然手をあげて発言を求め、「大事な陳情を審議しないのは
おかしい」と委員長を追及したのです。
そのあと、他の区議からも同様の発言がありました(くすやまさん、ほらぐちさ
んでした)。
奥山たえこ議員(杉並を耕す会)は
「杉並区議会は、陳情書を実際に審議する比率が都内でも低い」
「こんなに大事な問題なのに審議しない理由は何か」
「議会閉会中でも審議をすべきではないか」
と委員長に迫りました。
この追及に川原口宏之委員長(公明)は
「この陳情は人数も多いし非常に重みもある」
「しかし地元には別の意見もある」
「重みのある陳情だけに軽々に判断すべきでない」
「行政の動きも見たうえで審議すべきと考える」と発言。
6月7日ツィッターより。
“異例の発言”をした奥山たえこ議員の勇気に拍手!です。
「重みのある陳情だけに軽々に判断すべきでない」との川原口委員長のことばに、少し救われました。
無視されているんじゃあない。
私たち住民の声を議会はきっと聞いてくれる。