写真は、アトリエひこ(大阪)の茶谷節子さんの絵。
重い障がいのある方です。
チベットのポタラ宮の写真を見て描いたそうですが、リアリティあふれる絵で、好きです。
居間に飾って楽しんでいます。
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昨日、国立近代美術館の「ジョセフ・クーデルカ展」に行ってきました。
評判をよんでいる写真展でした。
ところが、ジプシーのシリーズも、ソ連のチェコ侵略の生々しい写真にも、
リアリティが伝わってこないのです。
例えはヘンですが、桂離宮を見たときのような感覚。
私には、写真が苦手なののかも・・・
常設展では、平福百穂の「荒磯」に鳥肌が立ち、
中村彝の「エロシェンコ像」には涙し(いつものことですが)、
藤田嗣治の「戦争画」(その狂気の沙汰)に心が震えました。