本日より5人展がはじまります(2/7日~9日)
5人の個性が集まって、カオスではなく不思議な統一感。 骨董のワクがはじけ飛んだ愉しい展示。 みなさまのお越しをお待ちしています。 5人展 2月7日(金)~9日(日) 12:00~18:00 YIIPUN UMADA ナイマ 4PM ギャラリーブリキ星 antiques+ふくや
View Articleあたたかな鉄仏
何故か、あたたかく身近な存在に感じられるのが鉄仏。 「和もので、江戸時代」ということでやってきた神将立像です。 ところが、しばらく眺めていると、黒さびにおおわれた鉄の質感、 四頭身でずんぐり、やや裾の短いスタイルなどから、朝鮮半島のものかな? という気持ちに傾いています。 朝鮮半島の鉄仏は、統一新羅後期(9世紀)~高麗前期に広く普及しています。 (高さ13センチ、重さ734グラム)...
View Article唐時代 ミニチュア 洋犬の俑
洋犬の俑は数が少なくコレクターアイテム。 この俑はモダンでリアル、抜群の出来ばえです。 緑釉で鈴付の首輪は初見です。 唐の時代(618-907)洋犬はシルクロードを渡ってきて、 貴族や権力者のステータスシンボルになりました。 掌サイズの小さな俑は女性や子どもの副葬品だったという説があります。 この小さな洋犬さんは、あの世で共に暮らすためにつくられたのでしょう。 残念なことに左前足に修理があります。...
View Article渡辺郁子展 2/22(土)~28(金) 本日から始まります
以前の、渡辺郁子さんの絵は 閉じていた蓋を開け放したような絵。 時を経て 秋田の湿潤な空気から生まれてくる絵は ひそやかな喜びを感じる物語。 みなさまのお越しをお待ちしています。 ギャラリーブリキ星 加川弘士 渡辺郁子展 2025年2月22日(土)~28日(金) 12:00ー19:00 (最終日は17:00まで)
View Article恵比寿大黒
雪国 新潟からやってきた、煤をかぶった木彫りの恵比寿大黒。 ずっしりと重く、堅い木に彫られています。 庶民の現世の願いを背負った恵比寿大黒ですが、 なぜか神像を見ているような気持ちに。 俗ではなく聖の趣があります。 (高さ約25センチ) 価格はお問合せください。
View Article紅山文化の猪玉
優しくデフォルメされた姿形がいいですね。 猪(豚)は龍などと同じように神聖な存在だったとか。 黒色軟玉か蛇文岩を研磨してつくられました。 これは、紅山文化(紀元前4700~2900年)の遺跡からの発掘品。紅山文化後期のものです。 中国北方、遼河流域に栄えたこの文化が広く知られるようになったのは近年のことです。...
View Article永地秀太(ながとちひでた)の油絵
海景は、心が落ち着いていいですね。 このおだやかな海は、船上から見た地中海でしょうか。 永地秀太(1873-1942)は、本多錦吉郎から油絵を学んだ明治の画家。 1920-23年に文部省の在外研究員として、仏、イタリアに渡っているので、 そのときの作品と思われます。 意外なほど作品は残っていません。 (キャンパスに油 32×40,5センチ、額49×57センチ) 価格はお問合せください。
View Articleクリスの柄
これは、クリスと呼ばれる短剣で、骨に彫られた人物像の柄が付いています。 クリスは10世紀以前から、東南アジア、特にジャワ島に伝わる伝統的な短剣です。 貴族、庶民からシャーマンにいたるまで、権威の象徴、護身用、儀式用等として所持されていました。 コレクターアイテムにもなっていますが、多くは装飾的なもので、 このように呪術的雰囲気のあるクリスは初めて見ます。 (長さ約28センチ)...
View Article錆びたナイフ
錆びたナイフやスプーンを美しいものとして紹介したのは、古道具坂田さん。 テームズの朽ちた発掘品だけを売っているイギリスのおじいさんの話を、昔よく聞いたものでした。 このナイフは、若い業者さんがオランダで仕入れたもの。 出土地はオランダでイギリスからの輸入品だった可能性があります。 時代は16~17世紀頃。折りたたみ式で、今でも可動する状態です。 当時の人々の食事は基本手づかみでした。...
View Articlemovement 絵/新谷仁美 陶/森田春奈 2025.3.29(土)~4.4(金)
movement 絵/新谷仁美 陶/森田春奈 2025年3月29日(土)~4月4日(金) 12:00~19:00(最終日は17時まで) 二人の作品は見慣れていたはずなのに、 網膜に粒子が乱反射するような感覚に・・・ 抽象の力強さは、まるでプリミティブアートみたい。 ギャラリーブリキ星 加川弘士
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