高橋正子展 2024年10月8日(火)~14(月)
高橋正子展 2024.10月8日(火)ー14日(月) 12:00-19:00(最終日は17時まで) 海も 山も 日常も シュールで しびれる時間が流れています ギャラリー ブリキ星 加川弘士
View Articleタニンバルの銀製ペンダント
凄い造形です。 女性の乳房と児童画のような人体表現には、初源のエネルギーを感じます。 タニンバルはモルッカ諸島南端部の諸島。 何故かこの土地から金銀の装飾品が出土していて、 ヒンドゥーの神ハヌマーン猿神から地中海の香りのあるものまでいろいろです。 この大きなペンダントは先住民の「土着の神」に見えます。 (径約18センチ) 価格はお問い合わせください。
View Articleスンバ島19世紀のイカット
今までインドネシアのイカットに惹かれることはなかったのですが、 これは、渋くて枯れていていいですね。プリミティブな文様が何とも魅力的です。 スンバの人々の信仰と精霊の世界を見ることができます。 上段と下段には、首狩りの首を飾っている首架文が。 20世紀初頭まで部族間の闘いで首を刈る風習が残っていました。 生命の樹の左右には亡くなった人の魂を案内する鶏の文様があり、 生命再生の象徴である蛇文様も。...
View Article今戸焼の掛花入れ
楽家の窯で焼かれたような掛花入れです。 姿形がいいですね。 底には「今戸窯」と、クギ彫されています。 今戸焼は、江戸前期頃から瓦や土器生産で広がり、 土人形なども焼かれるようになった江戸庶民向けの窯です。 今戸焼の茶道具を手にしたのは初めてのことです。 この掛花入は、文人、茶人の特注品か、 彼らが自ら手づくねしたものを今戸窯で焼かせたものと思われます。...
View Article「赤い家」山田直子展 2024.10.22(火)-28(月)
「赤い家」 山田直子展 2024.10月22日(火)-28日(月) 12:00-19:00(最終日は17時まで) 山田直子さん家には 不条理で、不確かな世界が 版画は まるで足穂のよう ギャラリーブリキ星 加川弘士
View Article春秋時代末~戦国時代初の銅剣
シャープで美しい形です。 この銅剣がつくられたのは、古代中国で青銅剣の鋳造が本格的に始められた春秋~戦国時代。 それから2500年経った今でも、素材のよさ、実用剣としての厳しさが伝わってきます。 (長さ約50センチ) 価格はお問合せ願います。
View Article明治時代の油絵
雄大な景色です。右手の山から噴火の煙が上がっています。 朝鮮半島かな? と思ったのですが、水辺の人物や馬を見ると、日本の風景です。 この地は阿蘇。ギザギザの山は根子岳です。 明治時代の阿蘇は、噴火の活動期でした。 この油絵は、報道写真がなかった時代の報道絵画に見えます。サインはありません。 名のある画家も報道絵画を描いているので、描き手は誰なのか、妄想する楽しみがあります。...
View Article戦前の油絵 ーここはどこ?ー
サインのないこの絵は1930年代頃の作。 水のある都市はいいですね。 百貨店などが立ち並び橋には人があふれ活気のある風景です。 日本の都市を描いた絵は意外なほど残っていません。 ここは東京か、大阪か? 東京なら銀座、柳の樹が描かれています。 「銀座の川」と呼ばれた三間堀川は、1948年戦後の瓦礫処理で埋められてしまいました。 大阪なら道頓堀、大阪松竹座に似た建物も見ることができます。...
View Article明治時代の花巻土人形
母と子の土人形ですが、「やまんばと金太郎」とも言われています。 江戸時代から続く東北土人形の産地は花巻、堤、相良の三ヶ所です。 堤と相良は明治時代に入ると気が抜けたようになっていきますが、花巻は別。 庶民の願いを骨太で生き生きとした形にしています。 (高さ17,5センチ、底13,5×12,5センチ) 価格はお問い合わせください
View Article食籠
ふっくらとした姿形がいいですね。実寸よりも大きく見えます。 蓋も身も黒漆に沈金の蒔絵。五弁の花があるので宝相華文です。 内側は朱漆。繰り返し塗り直したものでしょう。 寺院の年中行事で赤飯を入れたのではと想像しています。 長年の使用で多くの傷みがあります。 17世紀頃のものと思われます。 (高さ21センチ、径27センチ) 価格はお問い合わせください
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