楚々とした佇まいの水道土管です。
銅製の落としがつくられ、花入れに仕立てられています。
見た目は無傷ですが、共直しされている可能性があります。
これは、長田新太郎さんの旧蔵品です。
「水道土管 平安時代」と箱書きされています。
長田さんといえば、私が若かった頃のあこがれの人。
『古美術の形と心』(創樹社美術出版)を繰り返し読みふけったものでした。
箱に、一枚の写真が入っています。
昔、何かの雑誌で見た記憶があるのですが、確かめることができません。
(口径2,5センチ、底径5,5センチ、高さ29,5センチ)
価格 80,000円