写真は、小さなお守りサイズの骨角器と「ミニ土偶」です。
新年早々の「お気に入り展」に出品します。
会期 2018年1月6日(土)~8日(月)
11:00~19:00
左は、縄文後期末~晩期の鹿の骨でつくられた骨角器です。漁具など生活道具がほとんどで、祈りの道具の「石棒」は初見です。裏には「修生院」と出土地が記載されています。いわき市修生院冷泉寺脇の寺脇貝塚のものだということが分かります。
中央と右の「ミニ土偶」もおもしろいです。妊婦さんだったり、手足を広げた姿でつくりこまれています。縄文の「ミニ土偶」か、奈良時代の人形(ヒトガタ)土製品か、判断に迷います。裏に「伊」との記載があり、この出土地が特定されれば、縄文か奈良かの結論がでるのですが・・・。
(2,7センチ~3,6センチ)