$ 0 0 ずんぐりした3~4等身のプロポーションと、子どものようなお顔がいいですね。 新羅時代の石仏は、硬い花崗岩が使われています。 花崗岩はシャープな彫りには不向きです。 なので、材質の特性を生かして細部を単純化し、 温和で柔らかで、それでいてずっしり感のある造形感覚になっています。 埋まっていた環境により鉄錆らしきものが全体に付着しています。 新羅の金剛仏は珍しくありませんが、石仏の小品はごく稀です。 (高さ16センチ、重さ590グラム)