$ 0 0 多摩川下流の矢口の渡しの夕暮れ風景です。 コバルトブルーを基調にしたこの絵は、 英作(1874-1959)、明治20年代半ばの初期作です。 拙さがかえって好ましく、心地よさを感じます。 その後、明治27年20歳の時に、それまでの師だった原田直次郎が病のため、 黒田清輝の天真道場に入門。どんどん腕を上げて、明治30年23歳の時には、 代表作「渡頭の夕暮れ」を描き上げます。 (キャンパスに油37×45センチ、額50,5×58センチ)