$ 0 0 柔らかな光の中の塩田風景です。 湘南海岸あたりと思われます。 これは、御厨純一(1887-1948)が3年間のパリ留学から帰った翌年、1929(昭和4)年の作です。 御厨は戦争画で知られています。海軍に従軍し、海戦画に情熱をそそぎました。 フランス印象派を見るようなこの絵は、失われていく日本の風景を、 後の「美しい」戦争画につながる、一種の危うさをもって写しとっているところが魅力です。 (布に油彩 33×45,5センチ、額44×55,5センチ) 価格 90,000円