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江岑宗左の竹花入れ

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おおらかで開放感があり、抜群の造形力を感じさせる竹花入れです。
竹花入れは、茶人の自己表現といわれていますが、つくり手の感性が伝わってきて、ワクワクさせられます。
これは、表千家四代、江岑宗左(1613-1672)の作。裏側に朱漆で「不審」の署名と宗左の花押があります。
江岑宗左は、光悦、のんこうと同時代を生きた人。利休の竹花入れのような精神性はありませんが、頂に節を置き、花窓を大きくとり、江戸という新しい時代の造形表現を志向しているように見えます。
古いものなので、内側の漆の塗り直し等の修理があります。箱はありません。

 (高さ36,3センチ、径13センチ、底径15,5センチ)
価格はお問合せ願います。

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