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会寧の茶碗

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ゴロンとして愛らしい小壺。
塩壺として使われてきたものでしょう。
元箱から判断すると、日本に渡ってきたのは明治時代のこと。
浅川伯教さんが、朝鮮に行くずっと前と思われます。
日本に来てから、塩笥茶碗としてお茶に使われてきたものです。
会寧の窯跡調査は、昭和7〜8年頃の浅川さんだけだったと記憶しています。
浅川さんは、会寧について書いています。
「時代による変化というものは、ほとんどみられず、全く昔のままの粗朴で人懐しい形をしている。
他の人為的なものにくらべて、無遠慮な美しさがある」

 (口径9,3センチ、高9,2センチ)
  <売約済みになりました>

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