「ブリキ星がなくなるかも・・・その2」に対して、
しんこさんから「もっと先にやるべきこととはなんでしょう(以下略)」とのコメントをいただきましたので、
道路拡張問題について、再度書きます。
道路拡張より、防災のために行政がもっと先に真剣にやってほしいこと。
杉並区には、震災発生時、火が拡がり延焼していく危険箇所はいたるところにあります。
街のよさを残しながらの防災対策を進めてほしいです。
避難所が少ない、という声があちこちから出ています。
東京ガスの老朽化している万年塀。「地震発生時には離れてください」の張り紙がしてあります。
このような倒壊の恐れのあるブロック塀、万年塀は、通学路だけでなく沢山あります。
膨大な税金を使って行う、西荻窪駅から青梅街道までの1キロの道路拡張(第一次は東京ガスから青梅街道までの約300㍍)。
本当に、どうしてもしなければならないことなのか?
杉並区の説明会では、電信柱が倒壊して道路をふさいでいる映像を見せて、道路拡張と無電柱化の必要性が強調されました。
無電柱化は賛成です。しかし、道路拡張をしなければできないのでしょうか。
また一方、電信柱が軒並み倒れるのはどのような事態を想定しているのでしょう。
阪神淡路大震災の資料を見ると、電柱が単独で倒れる例はほとんどなく、多くが家屋倒壊が原因による電柱破損か、盛り土などの地盤に問題があって、倒れています。
今回の対象地域は堅い地盤。ここの電信柱が倒れて、東京ガスの緊急車両が出動できないようだったら、東京壊滅の事態です。
さらに言えば、
東京ガス西荻は、震災時緊急車両が出動する拠点になっていることは確かです。拠点はガス供給エリア内に5カ所あって、そのうちの1つです。
ここが担当する地域は、23区では杉並と世田谷、それに多摩地区です。
担当エリアの多くは、青梅街道とは反対方向です。
道路拡張の理由に、東京ガスが持ち出されたのはごく最近のこと。
どうも後付の、もっともらしい理由に利用されているようにしか思えないのです。
本当に、防災のことを考えているならば、もっと先にやらなければならないことが沢山あるはずです。
しんこさんから「もっと先にやるべきこととはなんでしょう(以下略)」とのコメントをいただきましたので、
道路拡張問題について、再度書きます。
道路拡張より、防災のために行政がもっと先に真剣にやってほしいこと。
杉並区には、震災発生時、火が拡がり延焼していく危険箇所はいたるところにあります。
街のよさを残しながらの防災対策を進めてほしいです。
避難所が少ない、という声があちこちから出ています。
東京ガスの老朽化している万年塀。「地震発生時には離れてください」の張り紙がしてあります。
このような倒壊の恐れのあるブロック塀、万年塀は、通学路だけでなく沢山あります。
膨大な税金を使って行う、西荻窪駅から青梅街道までの1キロの道路拡張(第一次は東京ガスから青梅街道までの約300㍍)。
本当に、どうしてもしなければならないことなのか?
杉並区の説明会では、電信柱が倒壊して道路をふさいでいる映像を見せて、道路拡張と無電柱化の必要性が強調されました。
無電柱化は賛成です。しかし、道路拡張をしなければできないのでしょうか。
また一方、電信柱が軒並み倒れるのはどのような事態を想定しているのでしょう。
阪神淡路大震災の資料を見ると、電柱が単独で倒れる例はほとんどなく、多くが家屋倒壊が原因による電柱破損か、盛り土などの地盤に問題があって、倒れています。
今回の対象地域は堅い地盤。ここの電信柱が倒れて、東京ガスの緊急車両が出動できないようだったら、東京壊滅の事態です。
さらに言えば、
東京ガス西荻は、震災時緊急車両が出動する拠点になっていることは確かです。拠点はガス供給エリア内に5カ所あって、そのうちの1つです。
ここが担当する地域は、23区では杉並と世田谷、それに多摩地区です。
担当エリアの多くは、青梅街道とは反対方向です。
道路拡張の理由に、東京ガスが持ち出されたのはごく最近のこと。
どうも後付の、もっともらしい理由に利用されているようにしか思えないのです。
本当に、防災のことを考えているならば、もっと先にやらなければならないことが沢山あるはずです。