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玉の含蝉

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今までに、いくつか扱っていますが、
これは、死者の口に含ませる含蝉です。
古代中国では、蝉は再生と復活のシンボルで、蝉を食す習慣もあったとか。
玉製の蝉は、漢の時代にはじまり、明や清の時代まで続くので、時代判定は難しいです。
写真の含蝉はカセがやや残っている出土品。彫りの線は力強くシャープです。
唐~宋時代頃のものと想像しています。

 (長さ4センチ)

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