$ 0 0 ずっしり重さのある金製の指輪。 中部ジャワ、ボロブドゥール周辺からの発掘品で、9世紀のものです。 装飾過多の不思議な造形ですが、当時のヒンドゥーの建築や彫刻にみられる典型的な意匠なのです。 中央にはピラミッド状の寺院に、カーラ(鬼面)の刻印が。 左右には象やワニの特徴をもつ想像上の怪魚、マカラが。 指輪は男性用で、ヒンドゥー系国家の王族が使用していたと思われます。 (径2センチ、装飾部分横3センチ高さ1,4センチ、重さ21グラム)