Travel West Africa ー西アフリカ旅展ー が始まりました
ガレリア元・colophon folk art のお二人が、一ヶ月にわたり西アフリカ5か国を旅して集めた木彫、鉄、布、装身具の展示・即売会です。その数、数百点。見ごたえがあります。 会期 1月24日(金)~26日(月) 12時~19時
View Article内藤瑤子作品展はじまる
2001年頃(16歳~17歳)から最近作まで、約20年間の作品が並びます。 作家の潔さが伝わる展示です。是非ご来場ください。 (展示作品に個人蔵が含まれ、一部非売品があります) 内藤瑤子作品展 会期 2月1日(土)~9日(日) 12:00~19:00 *2日(日)、9日(日)には、会場で呈茶を行います。 (土曜日、日曜日作家在廊)...
View Article塚本 茂 油絵
塚本茂(1903-1983)の滞欧作、「マントの古橋」。 風景のなかに入り込んでしまいそう・・・ 裏には、自筆の文章が書かれています。 「パリ北郊 美しいカテドラルの在る コローがよく画いてるドイツ国境えの 国道の新橋と併行してる石の橋 人だけ 車は通さない 一九三六 秋 静かなるセーヌの下流」...
View Articleナガ族の盾
動物の皮でつくられた、堅くて分厚い盾。 儀礼用ではなく、戦闘用の盾だったと思われます。 シンプルな現代彫刻を見るようです。 ナガ族はインド東北部とミャンマーやブータンの国境上に住み、人口は約200万人。 30以上の部族からなっています。 古くから、部族間の首狩りの風習があり、一部では1990年代まで残っていたとか。 (32×86センチ、厚さ0,5センチ)
View Article熊岡美彦の油絵
タイトルは、「秋の野尻湖」。1932年11月の作。 勢いのある筆致が好ましく、小品ですが作家の力を感じます。 熊岡美彦(1889-1944)は、戦前洋画界の大御所だった人。戦後を迎えることなく亡くなったこともあって、忘れられた画家の一人になっています。 (キャンパスに油15×22センチ、額34×41センチ) <売約済みになりました>
View Article古代金製指輪
ずっしり重さのある金製の指輪。 中部ジャワ、ボロブドゥール周辺からの発掘品で、9世紀のものです。 装飾過多の不思議な造形ですが、当時のヒンドゥーの建築や彫刻にみられる典型的な意匠なのです。 中央にはピラミッド状の寺院に、カーラ(鬼面)の刻印が。 左右には象やワニの特徴をもつ想像上の怪魚、マカラが。 指輪は男性用で、ヒンドゥー系国家の王族が使用していたと思われます。...
View Articleオオカミの護符
御嶽山は、関東(現青梅市)にある山岳信仰の地。 山頂には、大口真神社があります。 大口真神(おおぐちまかみ)は、御犬神とよばれ、ニホンオオカミを神格化したもの。 江戸後期から盗難よけ、魔よけとしての信仰が広がったとか。 この護符は、幕末~明治頃のものと思われます。 (10,2×31センチ) <売約済みになりました>
View Article切込焼二彩香炉
未完成で生まれて間もない輝きを感じる二彩香炉。 磁器質で、青となす紺の釉薬がかけられています。 仙人と唐子らしき人物の唐様デザインが、型で陽刻に表されています。 高台内のヘラ削りも、特徴のひとつです。 切込焼は、現在の宮城県加美町切込でつくられた焼き物です。 江戸後期~明治頃まで生産されましたが、二彩は開窯間もないころのものといわれています。...
View Article江戸前期の古伊万里白磁大徳利
おおらかでゆったりとした姿形の徳利。李朝を見ているかのようです。 そして驚くほどの大きさ。 江戸前期の大徳利は、「藍九谷」調の染付がされているものが多く、白磁は珍しいです。 写真のように4~5本の大きなニュウがあり、水を入れると滲みてきます。 (口径4センチ、高さ36,2センチ、高台径12センチ)
View Article西荻守ろう!3・15大宣伝行動(西荻窪の道路拡張を考える会)
(「西荻窪の道路拡張を考える会」のブログからの転載です) 西荻の街が、壊されてしまう! 神明通り入り口~青梅街道まで約1キロに渡る沿道の、70軒以上の個人商店・住宅を壊して、道路幅を南20m、北16mに拡張する計画が、今強行されようとしてる。...
View Article“時間と記憶”展がはじまります。西村陽平・Jon Dan・わたなべいくこ
この展示会は、Jon Danさんの企画で行われるもので、三人の作家さんによる異色のコラボです。 西村陽平さんの作品は、ホーローのボウルの中で焼かれたリンゴ。2013年にニューヨークのギャラリーで発表しています。 Jon Danさんは、チェルノブイリの少女をテーマにした詩と絵画。 わたなべいくこさんは、P50号の最新作。タイトルは、「おかしいな」。 不思議な空間をお楽しみください。 会期...
View Article3月15日西荻ポスティング大作戦やりました!(西荻窪の道路拡張を考える会)
(「西荻窪の道路拡張を考える会」のブログからの転載です) 阿佐ヶ谷や高円寺のみなさまの応援で実現したポスティング大作戦 55名の参加者で、大成功! 午後1時。小さな公園にぞくぞくと集まってくる人たち。 あいさつと説明の後、チラシ300枚入りの袋と、区割りの地図を持って、街の中へ。 約2時間で、西荻窪駅北側区間へチラシを撒き切りました。 道路拡張?知らなかった、と驚いて受け取る人。...
View Article縄文時代の「三角石」
縄文オタクの人でも目にすることは稀な「三角石」。 三角形の確かな形状と、うっすらと残る朱が魅力です。 用途は不明です。 東北地方の前期~後期の縄文遺跡でごく少数みられ、 これは、縄文前期初頭(約6500年前)の遺跡からの出土品です。 (8×8×7,5センチ、高さ4~4,5センチ)
View Articleパプアニューギニアの石斧
縄文の磨製石斧と見まがうような、美しく磨き上げられた石斧です。 これは、20世紀に入っても石器時代が続いていたといわれるパプアニューギニアの石斧。 石斧といっても、日常の道具としての石斧と、祭りや花嫁代償としての石斧があるのですが、これは前者。木の柄を付けて、叩く道具として使用されたので、ワレやカケの使用痕が多数残っています。 (長さ22センチ)
View Article根来根付
これは、干し鮭か、塩引鮭でしょうか。 ザクっとした勢いのある彫りがいいですね。 江戸時代、幕府や朝廷への献上品にもなった鮭は、庶民にとって高級品でした。 この根付は、保存状態もよく、ストラップを付けての使用も可能です。 (長さ11,4センチ)
View Article古伊万里六角猪口
品のある藍柿右衛門様式の時代(17世紀後半)の六角猪口。 当時は向付でした。 型打成形による六角のシャープなつくり。 染付は、繊細な筆致による南画の世界です。 写真にあるように、釉薬の下に浅いニュウがありますが、これな焼成中に生じた窯傷で、 ほぼ無傷といってよい状態です。 (径6,5~7センチ、高さ6センチ、底径4,5~6センチ)
View Article有岡一郎の戦争画
「カッサル海峡」というタイトルの絵です。 朝焼けの海に浮かぶ駆逐艦の、情緒あふれる美しさ。 それに引きずられそうになる感覚の危うさを感じます。 この時代に生きていたら自分は何をしていたかと思うと、ゾッとさせられます。 有岡一郎(1900-1966)は、戦時中、海軍の従軍画家としてジャワ、バリ方面に派遣されました。 この絵の裏には2602年9月と記されています。...
View Articleコロナ感染で大変な時期に、道路拡張事業開始だって!(転載)
(「西荻窪の道路拡張を考える会」のブログから転載しました) 杉並区のHPに掲載された地図です。 4/8付HPには、区は、補助132号線のうち青梅街道から善福寺川を越えた区間について、令和2年4月7日に、東京都より都市計画事業の認可を受け事業を開始しました。」 と、記載されています。 えっ!コロナの対策で大変な時期なのに道路の拡張事業すすめるの?...
View Article安井曽太郎のデッサン
デッサンの天才といわれた安井曽太郎(1888-1955). 昭和初期の日本の風景です。 流れる音を聴くような、変化のある線。 美しい舞を見るような感覚に陥ります。 残念ながら、写真撮影がガラス越し。活きた線の魅力をひきだすことができません。 古いものなので、ガラスの裏側や紙に汚れが生じています。 (絵19×26.5センチ、額36×43.5センチ)
View Article吉加江 京司(よしかえ きょうじ)の油絵
吉加江京司(1909-1993)は、初めて知った画家です。 戦前、戦後にわたって抽象絵画の人。 東京国立近代美術館にも収蔵されていますが、薄塗のシュールな絵です。 この絵はそれとは真逆のゴテゴテ厚塗りの具象。 妙に心にひっかかり、ずっと眺めていたくなる絵です。 タイトルは「中川原雪景」。1955年(昭和30年)の作です。 (板に油 15,5×22,3センチ、額35,6×42,5センチ)
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