$ 0 0 木漏れ日の中を、草家に帰っていく朝鮮の女性の後ろ姿がいいですね。 これは、奥瀬英三(1891-1975)の朝鮮開城(ケソン)風景で、1928年(昭和3年)の作。 開城は高麗時代からの古都でしたが、今は南北朝鮮緊張の地となっています。 この絵は今まで見てきた彼の絵のなかでは異色です。 おだやかな世界というよりは、勢いがあってひきしまっていて、力強い作です。 (キャンパスに油24×33センチ、額43,5×53センチ) <売約済みになりました>