$ 0 0 中央アフリカ一帯の部族で使われていたという鉄製投げナイフ。 武器でもあり、権威の象徴でもあったといわれています。 これは、コンゴの部族のものです。 どのような必然性があって、こんな凄い形がうまれたのか、 不思議な気持ちになります。 彫り込まれた文様もいいですね。 (高 47,5センチ、幅 35センチ)
$ 0 0 伝世の堅手茶碗です。 桃山〜江戸初からずっと使われてきたもの。 赤っぽい土、青みをおびた上釉は、 遠州が愛玩した茶碗「長崎」に似ています。 (口径14センチ、高6センチ、高台径5センチ) <売約済みになりました>
$ 0 0 会津は、木地師のふるさとといわれています。 これは、前所有者が40年以上前に、会津の山奥で入手したもの。 江戸時代中期はあるでしょうか。 (口径10,3センチ、高5,5センチ、底径5,8センチ) <売約済みになりました>
$ 0 0 ゆったりとしていて、気分のよい大壺です。 表面は剥落して、やつれの極み。そこが魅力です。 出土地は上野市(現在の伊賀上野)。 古代の須恵器・土師器の窯が、 中世の信楽に転換していく過渡期の時代のように感じます。 平安時代の信楽大壺と言ってみたくなります。 (口径22センチ、高49センチ) *大壺は焼きが甘く不安定な状態です。 ご購入は店舗で手渡し可能な方とさせてください。 <売約済みになりました>
$ 0 0 敦煌経は、1900年に敦煌千仏洞内で発見された写経です。 日本の写経と比べると、ずいぶん違いますね。 クセがあって、一筋縄ではいかない書です。 敦煌経は、偽物をつくりにくいという話を聞きましたが、 さもありなんです。 写真のものは、沢山の仏さまの名前がかかれた、 仏名経巻の一部。盛唐時代に書かれたものです。 (本紙8センチ×32センチ、額26,5センチ×52センチ) <売約済みになりました>
$ 0 0 私はお酒が飲めないので、酒器に手を出すことはないのですが、 この魅力に負けてついつい。 見込みのポツリポツリとした淡い紅色がいいですね。 御本茶碗をみるようです。 高台のまわりは、豪快そのもの。 かいらぎも自然で、井戸茶碗の趣があります。 品行方正で、出来過ぎかもしれませんが、嫌味がありません。 (口径9,4センチ、高4,1センチ、高台径4,3センチ) <売約済みになりました>
$ 0 0 やつれた姿がいいですね。 1800年代末のアメリカ製です。 ボクシングオタクだった昔がなつかしいです。 小学生の頃、白井義男とパスカルペレスの試合のラジオ中継に、 夢中になっていたのを思い出しました。 (約26×15センチ)
$ 0 0 壺屋の18世紀の瓶です。 モダンデザインのようで古さを感じさせません。 壺屋300年の歴史は、つちものから茶道具のようなものまでつくられていて多彩です。 口に修理があります。 (口径1,5センチ、高16,2センチ、高台径5センチ)
$ 0 0 ちいさな如来座像の残欠です。 お顔がなくても、魅力あるものです。 塼仏は、粘土を型取りして素焼きしたものですが、 7世紀後半〜8世紀前半に流行しました。 これは、山田寺跡出土。680年代(白鳳時代)につくられたものです。 (3,7×3,7センチ、厚1,5センチ) <売約済みになりました>
$ 0 0 渋くて、お茶が映えるよい茶碗です。 小代焼は、肥後の藩主細川家の御用窯でした。 鉄分の多い粗めの土、高台内の渦、胴のさりげない象嵌文様(鶴でしょうか?)等から、 小代焼と判断しました。 江戸前期のものと思われますが、現存数がわずかで、図録などでも見る機会は稀です。 高台内に、朱漆による花押があります。 細川家周辺の茶人のものと想像しています。 写真のように、約4,5センチのニュウがあります。 (口径14センチ、高7センチ、高台径6センチ) <売約済みになりました>
$ 0 0 素直で嫌味のない形です。 前回掲載の茶碗と比べると、少し時代が下がって、 江戸中期頃のものでしょうか。 鉄分が多く、粘り気のない土ですが、精製されたものが使われています。 肩には、雲や稲妻の文様が印で連続的に押されています。 (口径11センチ、高15センチ、底径13,2センチ)
$ 0 0 11月3日(土)、4日(日)は、秋の鎌倉古美術展です。 松や菊の漆絵が見事な合鹿の木皿、使い込まれた伊達塗り、弥生土器等々を持っていきます。 ぜひ、秋の鎌倉でお会いしましょう。 展示会の詳細は、当HP表紙の「秋の鎌倉古美術展に出店します」をご覧ください。
$ 0 0 中国古代漢の骨太な造形を見ているようで、 とても18世紀のものとは思えません。 洗骨された骨を納める骨蔵器としてつくられたものです。 何故か、カラッとした爽やかな空気を感じます。 珊瑚石灰岩を削りだしてつくったもので、 一人で持ち上げることはできません。 (高53センチ、横54センチ、奥行39センチ)
$ 0 0 明治5年から始まったという京都祇園の都をどり。 そこで配られたのが団子皿です。 これは、永楽和全の作。明治前期のものです。 5枚セットですが、4枚にカケの金継ぎ修理があります。 (縦9.3センチ、横12.5センチ、高2センチ) <売約済みになりました>