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Channel: お気に入り いろいろ
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木彫アイヌ(?)の女性

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実直そのものといった造形です。
実際のモデルを形にしたと思われます。
和人の髪型で民族衣装は身につけていませんが、アイヌの女性に見えてきます。
かなり右肩あがりですが背筋は真っ直ぐ。
たくましい足で、しっかりと大地に立っています。
台座の後側に、「クササトダソガオハロノ」と彫られています。
意味はわかりません。
農民美術が広がりをみせた、昭和初期頃のものと推測しています。

 (高さ25センチ)
 <売約済みになりました>

古墳時代の馬具残欠

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分厚い鍍金がところどころにキラキラ光っています。
なんとも美しいカケラです。
日本の古墳からの発掘品です。
5世紀に入り、朝鮮半島から飾り馬の風習がもたらされ、馬具づくりが本格化していきます。
この馬を飾る金具は、鉄板の上に鍍金された金銅板を鋲留めしてつくられています。

 (左 横5,8センチ、中 横6,5センチ、右 横6センチ)
  価格 三点セットで35,000円

古染付 梅文盃

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春の盛りです。
あたたかい日だまりを感じさせる梅文様がいいですね。
明末〜清初の民窯でつくられたものです。

 (口径5,9センチ、高さ4,2センチ、高台径2,4センチ)
  <売約済みになりました> 

和物茶碗

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破格のサイズの茶碗です。
大らかで、堂々とした姿形、引き締まった高台とのバランスは絶妙です。
茶の湯で使われてきて伝世の味わい十分、景色がよく育っています。
多くの修理がありますが、痛々しさは感じません。
どこのものか判断がむつかしい茶碗です。
李朝にも、美濃にも、瀬戸にも見えてきます。
江戸初の瀬戸と推測しています。
箱はありません。

 (口径14センチ、高さ10センチ、高台径5,5センチ)
  <売約済みになりました>

石皿

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物入れを整理していたら、15年以上前に買った大きな石皿が出てきました。
今さらという気がしないわけではありませんが、悪くはありません。

 (径37,5センチ、高さ9,5センチ、高台径19センチ)
  価格 10,000円

新羅仏トルソー

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欠けていることで、美しさを際立たせているトルソーです。
通常、抜きの甘い量産品しか見る機会がない新羅仏ですが、これは別格です。
抜群のプロポーション、流れるような布の線、抜きの切れ味は日本の天平彫刻を見るかのようです。
統一新羅最盛期、8世紀中頃の作です。
古い箱に入っていますが、展示台はありません。

 (高さ11センチ)
  <予約中です>

三輪四郎の油絵

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一見クラシックな絵、とても20歳半ばの人が描いたとは思えません。
絵と向かい合うと、花たちは躍動しはじめます。
成熟しているのに、激しい絵だということが伝わってくるのです。
三輪四郎は、1898(明治31)年兵庫県生まれ、1924(大正14)年27歳で没。
同じ年に中村彝も亡くなっています。
この絵が、中村彝を生真面目にしたような絵に見えてきませんか。
同時代の人だったからでしょうか。
彼が、短い人生の中で絵の才能を発揮できたのかどうかは分かりません。
ただ、この絵は文句なしによい絵、好きな絵です。
没年10月に、京都府立図書館楼上で遺作展が行われていますが、今日まで残っている絵はわずかだと思われます。
京都の星野画廊に「自画像」と「裸婦習作」があったと聞いています。

 (キャンバスに油 38×46センチ、額57×65センチ)
  価格はお問い合わせください。

初期伊万里染付

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木の幹は細いのに、大きな花びら。
李朝民画のような、ほんわか気分です。
これ、桜かな・・・ よく分かりません。
ぶち割れの壺です。江戸時代の焼き継ぎ修理があります。
350年間も愛玩され、ここにあるというのがいいですね。
もうすぐ藍九谷という時期につくられたものです。

 (口径6,5センチ、高さ12,5センチ、高台径6センチ)
  価格 40,000円

小寺健吉の油絵

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しみじみとする日本の風景。
小寺健吉1932年の作「伊豆三津海岸」です。
楚々として、さりげないところがいいですね。

 (板に油絵20×26,5センチ、額41×47センチ)
  <売約済みになりました>

仮面

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最初見たとき、彼の国(李朝)の人かな? と思ったのですが、
これは、駿河地方から出たものです。
胡粉は剥がれ落ち、木は枯れて軽くなっています。
何か、遠い記憶と繋がっていくような不思議な感覚。好きな面です。

 (縦24センチ、横13センチ)
  価格 70,000円

ブリキの虫かご

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明治時代のハイカラな路面電車。
前後に人の姿があります。
車輪が片方欠けています。
虫さんは、底から入るようになっているオモシロイ虫かご。
明治時代のものです。

 (横17センチ)
 <売約済みになりました>

スラウェシの太陽神

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これは、スラウェシ島の貴族の女性が身につけていた金製の装身具。
19世紀以前のものです。
打ち出された太陽神がすばらしい。
お顔に手足があって、児童画のような生命力にあふれています。
見ていると元気になれそう。
太陽神は、古代エジプトから日本のアマテラスまで、世界中にいたのです。
金製と書きましたが、プリミティブの金製品は純金ではありません。
多くの場合、金と銀などの合金です。

 (縦9,4センチ、横8センチ)
   価格 90,000円

土偶 眠る人

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永遠の眠りについている二人。
見るたびに、心ふるえる土偶です。
スラウェシ島の墳墓からの出土で、BC5世紀〜AD1世紀頃のものといわれています。
どこかの美術館に納まってくれないかと念じていたのですが・・・

 (男性25,5センチ、女性20センチ)
  価格はお問い合わせ願います。

印度ポスター展

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明日から(26、27日)二日間、ブリキ星を会場にして、
長谷川迅太さんの「印度教材用掛け軸ポスター展」が始まります。
展示されているのは、教科書が生徒に行き渡らなかった時代の、印度の教材用品です。
絵がなんともオモシロイ。シュールなものから、ドロドロ系まで。
「金の斧銀の斧」などイソップのお話まであるではありませんか。
一本500円〜1000円で販売するそうです。
古道具も少々並んでいます。

印度教材用掛け軸ポスター展
会期 4月26日(土)・27日(日)
   11:00〜19:00
会場 ギャラリーブリキ星
企画 長谷川迅太(カミナリアンティーク)

「博多岡平」のやきもの

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淡い黄色は南フランスの陶器のようです。
でも、これは日本のやきもの。
釉薬の銀化がみられます。
淡路焼を上手にしたような品のよさが魅力です。
裏に「博多岡平造」の印があります。
幕末〜明治にかけて、煎茶道具や蒸留器を製作したようですが、
詳しいことはわかりません。

 (径27,3センチ、高さ3,4センチ)
  価格 30,000円

内海満昌さんの絵

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最近、内海満昌さんから送られてきた絵のなかで、この「方舟」がお気に入りです。
荒海を漂うのではなく行くべきところに進んでいるように見えるのが、今の自分に合っています。
内海さんが、15年前東寺の弘法さんに絵を並べていた頃とあまり変わらない精神を保たれているのは不思議なことです。

 (板に油絵 36,5×51センチ)

合鹿の小さな高坏

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引き締まった造形と墨のような漆黒。
室町〜桃山頃の古手の合鹿と思われます。
合鹿塗りの多くは、柿渋に炭粉を入れた下地、その上に半透明の漆が塗られています。
椀に比べて、高坏は残っていません。

 (径9,8センチ、皿部分の深さ2センチ、高さ7センチ、高台径6,5センチ)
  価格 90,000円

*お問い合わせへの返信は、申し訳ありませんが8日以降になります。

山茶碗

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白い土です。
夕焼けのように発色した景色が美しいです。

 (口径17,3センチ、高さ5,4センチ、高台径8センチ)
  <売約済みになりました>

「ヨーロッパでみてきたもの」展

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昨日から、18日(日曜日)までの会期で、ブリキ星を会場にして、
四方堂仁志さんの展示会が開催されています。
パリに住んでいるならではの、選び抜かれたものたち。
 14世紀まで遡るナイフ。
 17世紀オランダの木のカップ、木皿、スプーン。
 黒いカラスが描かれた中世のステンドガラス。
 プリミティブなどなど・・・
かなりマニアックな、「早熟」した27歳の青年の眼を楽しむことができます。

須恵器 横瓶

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おだやかで品のある須恵器です。
古墳の副葬品から仏器等にかわっていった奈良時代のもの。
米俵に似ているので俵壺ともいわれます。無傷です。
むかしは、高価なものでした。

 (口径5,5センチ、高さ16,5センチ)
  価格 65,000円
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