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Channel: お気に入り いろいろ
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響銅(さはり)の盆

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ずっしり重く、すっきりした形です。
江戸時代のものです。

 (直径32,8センチ、高さ3センチ)
  <売約済みになりました>

伊万里白磁

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気分のよい伊万里の器です。
平猪口に似ていますが、薄いつくりで形はシャープ。
ゆがみ、窯傷が2カ所ありますが、このまま使って楽しめます。

 (口径7,5〜8,3センチ、高さ4,5〜4,7)
  <売約済みになりました>

初期伊万里小皿

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(1)
  

(2)
  

繰り返し修理を重ねて使われてきた伝世の初期伊万里です。
凝縮された存在感。これをさりげなく使えたら粋ですね。
二つとも、高台脇に「柳原」という名が入っています。
焼継師が、発注者(持ち主)を忘れないように記したと言われています。
焼継師が生まれたのは、寛政年間(1787-1800)頃。
伊万里染付は高価だったため、安価で修理をしてくれる焼継師は大繁盛だったとか。
鉛ガラスの粉末とフノリで接着し、低温で焼くという修理でした。

(1) (径13〜13,5センチ、高さ3,2〜3,6センチ、高台径4,8センチ)
価格 26,000円

(2) (径13,5センチ、高さ2,6〜3,2センチ、高台径4〜4,5センチ)
    価格 26,000円
<予約中です>

山崎大造さんの竹籠

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ランダムなのに繊細。ワクワクさせられる造形です。
山崎さんとの出会いは、数ヶ月前のこと。
同じ高知の陶芸家・廣谷ゆかりさんと一緒に西荻に来て、カレーを食べながらの話が面白かったのです。20歳の頃から10年間も山の中(それも一般道でないところ)を歩き続けていたそうです。彼の作るモノを見てみたいと思いました。

 現在、吉祥寺のOUTBOUNDで展覧会開催中です。
会期は9月15日(月)まで。11:00〜19:00(火曜日休み)

唐津金石原古窯小片口

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飴釉の発色が美しい、ぐい呑みサイズのかわいい片口です。
織機の油差し用だったと言われています。
臭いも使用傷もありませんが、注ぎ口にすれがあります。
江戸初〜前期のもので、あまり残っていません。

 (口径5,5センチ、高さ2,9センチ、底径3センチ)
  価格55,000円

奥瀬英三の油絵

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夕暮れどきの江ノ島風景。人影もまばらです。
何故かしみじみとくるよい絵です。
これは1948(昭和23)年の作。
奥瀬(1891-1975)は、三重県伊賀の生まれ。
1931年以降は、浦和にアトリエを構えました。
この絵が描かれたのは、戦後3年目の年。
多くの画家とともに戦争画に動員された奥瀬にとって、
苦渋の時だったのかもしれません。
この絵には、彼の持ち味であるおおらかさはありません。
沈んだ色調で、一種内省的な絵に見えてくるのです。

 (絵38×45センチ、額58×66センチ)
  価格 60,000円

異形の神像

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シャーマンが持つ、木偶のような形。
お顔は、初期円空を見るようです。
最初、30センチというサイズから、古いオシラサマかな?と思いました。
しかし、桃山時代の記銘があるオシラサマも棒状なのですが、先を細く削っていません。
この初見の神像は、長野、山梨の文化圏から出ています。
時代は江戸初〜前期でしょうか。

 (長さ30センチ)
 価格はお問い合わせ願います。

神楽面

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これは、神社の祭りで使われた若女の神楽面。
江戸後期のものです。
近頃、少々気味の悪いものに惹かれます。
世の中が異質なものを排除し、均一化していく方向なので、
あえて不可思議なものと向かい合いたい心理が働いているのかもしれません。

 (20,5×4センチ)
  価格 45,000円

内田鋼一さんの茶碗

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ほっこりした気分になれる黒釉丸碗。
見込みには銀化がみられます。
10年以上前の作品です。

 (口径12センチ、高さ8,5センチ、底径4,5センチ)
  価格25,000円

縄文前期石槍

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狩猟に使われた石器ですが、用途をこえた繊細なつくりです。
三内丸山遺跡出土です。

 (長さ7,5センチ)
  <予約中です>

鴻巣人形

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江戸期にさかのぼる古作です。
楚々とした風情がいいですね。
江戸後期〜幕末、大量につくられ、値段の安さと下手に徹した魅力で、青森〜中国地方まで販路が拡大されたそうです。しかし、お顔などの練り物の部分がふすま(小麦の外皮)を原料としたため、ほとんどが虫に喰われて残っていません(千葉惣次著『江戸からおもちゃがやってきた』を参考にしました)。
<前立て>と呼ばれる飾りの一部が欠損しています。

 (高さ24センチ)
 価格 35,000円

般若心経

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仏教美術というより、現代美術のようなシュールな感覚。
美しいです。
紺の布地に、般若心経と菩薩像が、かすかに残っています。
ろうけつ染めの技法で白抜きしているように見えます。
白抜きの上に金泥や白土をのせたようですが、ほとんど剥落しています。
掛け軸を額仕立てにしてあります。
山口県内のお寺からでたとききました。
江戸前期頃のものと思われます。

 (本紙35×109センチ、額57センチ×132センチ)
  <売約済みになりました>

白い壺

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鎌倉時代前期の古瀬戸瓶子。
灰釉が、底の部分を除いて剥がれ落ちています。
そのことで、素地のよさ、姿形の美しさがきわだっています。
肩から胴にかけて、複線の二筋文があります。
首に直しがありますが、呼継ぎではありません。
箱には、「昭和33年 京都某所より発掘」とあります。

 (高さ30センチ)
 価格 90,000円

白磁徳利

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平凡だけれど、楚々とした佇まい。
とろりとした生がけの白磁がいいですね。
平佐か波佐見か、よくわかりません。
口から7ミリのニュウがあります。

 (高さ17センチ、口径1,8センチ、底径5センチ)
  価格 30,000円

李朝初期白磁硯

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幼児がつくったような掌サイズの硯。
ぬけたような心地よさがあります。
実用硯ではなく、明器としてつくられたものです。

 (4×5センチ、高さ2センチ)
  価格40,000円

「一筋ナタレ」茶入れ

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仁清をおもわせるような、薄いつくりとロクロの冴えは美事なものです。
きめ細かな土に、ほんのり紫がかった褐色の釉薬がかけられています。
「一筋ナタレ」は、よいところで止まっています。
遠州ごのみの品格を感じることができます。
これは、江戸初、山城国(京都府)宇治田原で、
奥村治郎右衛門がつくった茶入れといわれています。
しかし、伝世されているものが僅か、窯跡もはっきりしていないので、何とも言えません。
古い仕覆が付いていますが、箱はありません。

 (口径3,2センチ、高さ7,5センチ、底径3,2センチ)
  価格はお問い合わせ願います。

李朝 菓子型

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菓子型は、あふれるほどあっても、これはというものに出会う機会は稀です。
これは、魚の彫も古風で、使い込まれた木味が抜群です。

 (10×26センチ、厚み3,8センチ)
  価格 15,000円

多賀城 軒丸瓦

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蓮の花をかたどった、ふっくらした文様がいいですね。
この瓦は、Ⅰ~Ⅳに分類される制作時期のなかで、Ⅱ期にあたるもの。
奈良時代中期につくられました。
多賀城碑には、762年に城の改修が行なわれたとあるので、その時のものと思われます。
以前から、多賀城瓦は好きで、何回も多賀城跡に足をはこびました。
一方で、この城は古代東北の蝦夷抑圧のためにつくられたもの。
ちょっと複雑な気分です。

 (横15,5センチ、厚さ最大3,5センチ)
  価格 35,000円

山邉健太郎さんの書

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山邉健太郎さんの書から伝わってくるのは、日々の暮らしを受け入れた上での切実さ。
これは、3~4年前の作品です。
今月「山邉健太郎展 」が開催されますが、
今の山邉さんに出会えるのが楽しみです。


●山邉健太郎展 書・篆刻・陶
2014年10月23日(木)~25日(土) 12時ー19時(最終日は18時まで)
会場 編ム庫 (050-3344-1399)
   東京都中央区日本橋馬喰町2-2-3 アムコビル2階

李朝の馬残欠

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今まで、時代が下がる馬を目にしたことはありましたが、李朝初期白磁のものは初めてです。
残欠といえども、ひとつひとつの力強い造形には、驚くばかりです。

 (横2~7,5センチ)
 価格はお問い合わせ願います。 
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