$ 0 0 楽4代一入(1640-1696)の塩笥形の黒楽茶碗です。 技巧を抑えてヘラ跡はなく、長次郎への回帰をうかがわせるような作です。 手取りが好く、見た目より重さがあります。 火をかぶって黒く焼けた箱が付きます。 江戸時代の京都は幾度となく大火にみまわれていて、その痕跡と思われます。 箱蓋裏に、表千家8代啐啄斎宗左の箱書きと花押があります。 この字もまた見事なものです。 (口径10センチ、高さ8センチ、高台径4,4センチ) <売約済みになりました>