$ 0 0 黒錆におおわれた、8世紀末~9世紀初にさかのぼる僧形坐像です。 端正なお顔をした若き僧に見えます。 中部ジャワは、日本より25年も前に密教が伝わった地。 松岡正剛さんの『空海の夢』によれば、「恵果は三十五歳のころ南方を訪れ、建中元年(780年)にはジャワ僧の弁弘に胎蔵法を伝えた」とあります。 この僧のモデルは誰なのか? 想像がふくらみます。 中部ジャワ出土の僧形像は珍しく、石製のものが数点知られているだけです。 (高さ12,5センチ) 価格はお問い合わせください。