この如来像は、インドネシアで出土する金銅仏では最も古いもののひとつ。
7世紀にさかのぼるものです。
古風な姿形、静かな佇まいがいいですね。
細面のやさしいお顔、右手は下にして腰に添え、左手は法衣をつかんでいるように見えます。
このスタイルは初見です。
インドの(どの地域かはわかりませんが)強い影響のもとに製作されたか、
あるいはスマトラの地に持ち込まれたものかと思われます。
全体に鍍金が残っていて、ざらついた状態です。
欠損はありませんが、首に修理があります。
(高さ14センチ)
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