静かな佇まいの仏像です。
分厚く鍍金された金銅仏と思っていましたが、足底(3枚目写真)をよく見ると、
金製で内部にブロンズが残されているのに気がつきました。
左手で衣の袖をつかむスタイルは、古式のインドやスリランカの仏像です。
面長、端正な顔だちで直立する姿は6~7世紀ごろのスリランカの仏像と思われます。
出土地はスマトラです。
スリランカやインドの僧や商人が、このような仏像を東南アジア各地に拡げていったといわれています。
金の表面はざらついていて、首には修理があります。
(高さ14,2センチ)
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