
古き時代の都市の空気感がいいですね。
最初、パリかな? と思ったのですが、黒やオレンジの外套を着た人たちがいて、
どうやら霧の都ロンドンのようです。
額裏には「十八 小雨」の墨書があります。
印象派の作風、サイン等から、1920年代(大正時代)の作と思われます。
背水(1877-1943)は、経済的に恵まれていたとはいえないのに、繰り返し渡航しています。
1904年米国、1910年英国、1920年、1925年~1931年と欧州諸国へ。
朝鮮には長年アトリエを置き、1919年の三・一独立運動「万歳事件」にも遭遇しています。
背水にとって、渡航は「解放された空間」への逃避行だったのかもしれません。
(キャンパスに油45.5×38,額65×57)
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