春秋時代末~戦国時代初の銅剣
シャープで美しい形です。 この銅剣がつくられたのは、古代中国で青銅剣の鋳造が本格的に始められた春秋~戦国時代。 それから2500年経った今でも、素材のよさ、実用剣としての厳しさが伝わってきます。 (長さ約50センチ) 価格はお問合せ願います。
View Article明治時代の油絵
雄大な景色です。右手の山から噴火の煙が上がっています。 朝鮮半島かな? と思ったのですが、水辺の人物や馬を見ると、日本の風景です。 この地は阿蘇。ギザギザの山は根子岳です。 明治時代の阿蘇は、噴火の活動期でした。 この油絵は、報道写真がなかった時代の報道絵画に見えます。サインはありません。 名のある画家も報道絵画を描いているので、描き手は誰なのか、妄想する楽しみがあります。...
View Article戦前の油絵 ーここはどこ?ー
サインのないこの絵は1930年代頃の作。 水のある都市はいいですね。 百貨店などが立ち並び橋には人があふれ活気のある風景です。 日本の都市を描いた絵は意外なほど残っていません。 ここは東京か、大阪か? 東京なら銀座、柳の樹が描かれています。 「銀座の川」と呼ばれた三間堀川は、1948年戦後の瓦礫処理で埋められてしまいました。 大阪なら道頓堀、大阪松竹座に似た建物も見ることができます。...
View Article明治時代の花巻土人形
母と子の土人形ですが、「やまんばと金太郎」とも言われています。 江戸時代から続く東北土人形の産地は花巻、堤、相良の三ヶ所です。 堤と相良は明治時代に入ると気が抜けたようになっていきますが、花巻は別。 庶民の願いを骨太で生き生きとした形にしています。 (高さ17,5センチ、底13,5×12,5センチ) 価格はお問い合わせください
View Article食籠
ふっくらとした姿形がいいですね。実寸よりも大きく見えます。 蓋も身も黒漆に沈金の蒔絵。五弁の花があるので宝相華文です。 内側は朱漆。繰り返し塗り直したものでしょう。 寺院の年中行事で赤飯を入れたのではと想像しています。 長年の使用で多くの傷みがあります。 17世紀頃のものと思われます。 (高さ21センチ、径27センチ) 価格はお問い合わせください
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