$ 0 0 小さいけれど、力強い造形です。骨太で古風なのがいいですね。 鎧らしきものを見につけ両足を広げて身構える姿は、神将像、明王像、力士像のいずれかと思われます。 造形的には古新羅(三国時代)の雰囲気。 でもこの立像の素材は銅ではなく鉄。新羅において鉄仏が広がるのは統一新羅後期です。 なので、これが造られた時代は7~9世紀後半と幅をもって見るしかありません。 小倉コレクションには、この時代の10センチ以下の小さな仏像が10点以上収蔵されています。 写真のような台座が付きます。 (高さ6,2センチ)