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Channel: お気に入り いろいろ
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縄文の耳飾り

左左裏 右右裏 縄文時代後期~晩期にかけての滑車型とよばれる大きな耳飾り。 レプリカが多く、本歌を手にしたのは初めてのこと。 榛名山の麓、榛東村茅野遺跡の出土品です。 この地は、耳飾り専門の制作集団の集落だったともいわれ、約600点(内400点は残欠)もの耳飾りが出土しています。 全く同じデザインのものはほとんどないというのが凄いです。  (左 径約5,8センチ、厚さ約1センチ   右...

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能登の黒漆椀

  見た目より、しっかりした重さが感じられる黒漆の腕。 口縁と高台は、布ぎせされ黒漆が分厚く塗られています。 内側は、使われて変色し若干の痛みもあります。 以前は、合鹿椀の第6期あたりに分類されていましたが、 最近、私自身合鹿か輪島かの判断が迷路に入ってしまって分からなくなっています。  (口径13~13,2センチ、高さ8,7センチ、高台径7センチ)

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新羅の小さな鉄仏

  小さいけれど、力強い造形です。骨太で古風なのがいいですね。 鎧らしきものを見につけ両足を広げて身構える姿は、神将像、明王像、力士像のいずれかと思われます。 造形的には古新羅(三国時代)の雰囲気。 でもこの立像の素材は銅ではなく鉄。新羅において鉄仏が広がるのは統一新羅後期です。 なので、これが造られた時代は7~9世紀後半と幅をもって見るしかありません。...

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平佐三彩扇形皿

  残っている数が少ない幻の平佐三彩。 江戸後期のものですが、生まれたばかりのような輝きを感じます。 黄褐色・黒・白の三彩が溶け合って、べっ甲のようになっていることから「べっ甲釉」とよばれています。 黒釉は所々紫色に発色しています。 高台内に「さつま ひらさ」の陰刻があります。 この手の発掘品は皆無で、平佐で焼かれ別の場所で釉掛けされたといわれています。 無傷です。...

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道路拡張問題で話合い

「ブリキ星がなくなるかも・・・」と、10/27付ブログで発信してから、気遣いの声を掛けてくださる方も多く、感謝しています。 昨日29日、夜8時から10時過ぎまで、住民と区の話合いの集まりを持ちました。 住民27名くらいと区の都市計画課から7名の出席で、狭いギャラリーは、ぎゅうぎゅう詰め。 「生活を奪わないでほしい」「西荻の街を壊さないでほしい」の切実な思いが沢山だされました。...

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本日より2日間 ゴー!ゴー!セール 大隅コレクションVS夏日堂

本日より、ブリキ星を会場にして、大隅コレクションVS夏日堂さんによるgo!go!saleが始まります。 名品からガラクタまで、すべて定価の50%OFF。 泰山の拓本、芹沢銈介の絵、16C~18Cのイタリアの素描、インキュナブラ(西欧最初期の活版印刷)、ヤキモノもいろいろ。  会期 12月1日(土曜日)、2日(日曜日)      正午から午後7時 会場 ギャラリーブリキ星

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大内田茂士油絵

何気ない漁村風景です。 よく見ると、コラージュのような、現実にはありえない風景のような気がしてきます。 抽象と具象が均衡状態にあり、それが心地よさになっているのが不思議な魅力です。 茂士(1913-1994)は、福岡県、朝倉中学を卒業。24歳で上京して新宿絵画研究所に学ぶという、ちょっと変わった経歴の人。 晩年には芸術院会員にもなるのですが。...

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リチャードフレイビンさんの絵

  シルバーやチャイルドが利用できる施設と防災公園の絵です。 ブリキ星の並びにある、ギャラリーシンドの和紙作家・リチャードフレイビンさんが描いてくれました。 こんなところが西荻の街にあったらいいね、という住民の願いを、街づくりのプランを考えるひとつの案として、 先日(11/29)開かれた住民と都市計画課職員との話し合いの場で披露され、みんなの拍手を浴びました。...

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石皿

姿形の美しい大きな石皿です。 中部ジャワの発掘品で、ドンソン時代(BC5~AD1世紀)のもの。 今まで数点見ていますが、これだけ使用痕があるのは珍しく、中央部が大きくへこんでいます。 穀物や木の実、薬草等をすりつぶすために使われたと思われます。 庶民の生活道具ではなく、権力者の祭祀用だったかもしれません。  (24,5×38,5センチ、高さ11,5~14センチ、重さ11,7キロ)

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李朝将棋盤

この将棋盤、粗末で侘びているところがいいですね。 李朝といっても、末期頃のものです。 韓国全羅南道・光州の古道具屋さんで見つけたものです。 4~5点あったのですが、塗料でテカテカしたものがほとんど。 ひとつだけ、素の状態のものがありました。  (37,5×45センチ、高さ9,5センチ)   <売約済みになりました>

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蒔絵菓子盆

江戸時代、庶民の間で人気のあった文様、「一富士 二鷹 三茄子」。 初夢で見ると縁起がよいといわれていました。 この菓子盆は、庶民が使うことができなかった研出し蒔絵の高級品。 華麗で格調高い世界です。 研出し蒔絵は、気の遠くなるような技法です。漆で文様を描き、漆が乾かないうちに金粉や銀粉を蒔き、漆で塗りこみます。 そして、金粉、銀粉の粒子の半分近くを削り取るくらいに研ぎ出していくのです。...

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高取水指

  高取は、黒田長政が朝鮮から連行してきた陶工によってひらかれた窯。 この水指は朝鮮半島の香り漂うやきものです。 全体が厚手で力強い作行き。藁灰釉が腰までかかり、腰から下にかけてヘラでざっくりとした面取りがされています。 これは、1614年から10数年しか活動していなかった内ヶ磯窯のもの。短期間で茶陶の名品を残しています。 なかでも、この水指は遠州の指導が入る以前のもので、時代は江戸初期のもの。...

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2019年 明けましておめでとうございます

写真は、野口弥太郎(1899-1976)の油絵。タイトルは「東京港」。 フォーヴィスムを和風に消化したといわれる薄塗りで、墨絵のような筆致です。 港に佇む二人は、進駐軍の兵隊さんと日本の女性でしょうか。 この絵が描かれたのは1951年。 日本はアメリカを中心とした連合国の占領下で、朝鮮戦争の真っ最中でもありました。 そこはかとない暗さが漂うこの絵は、時代を象徴しているように見えます。  (絵...

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新田猫絵

上州新田岩松家18代~21代の殿様が、4代にわたって描き続けた新田猫絵。 この絵は養蚕農家にあって、風やお日様にさらされ煙に燻されたのでしょうか、傷みの多い状態です。 でも、この猫ちゃんは、今でも生き生きとしていて、数多くのネズミを撃退してきた誇り高い姿が伝わってきて魅力的です。 元々掛軸の状態でしたが、絵の部分だけ切り取って、ヨーロッパの古い額に貼り付けられています。...

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藍九谷波鷺文皿

水辺につがいの鷺の文様です。デフォルメされた線、飄々とした趣がいいですね。 薄手でシャープなつくりです。 高台は内傾で、中央には二重角線の中に「福」の字が。 これは、上手の藍九谷を焼いていた長吉谷窯のもので、時代は江戸前期、1650年~1660年代と思われます。 焼きはやや甘手で、貫入、ピンホールがあり、縁裏側に1カ所ホツがあります。 保存箱が付きます。...

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古伊万里の輪線文

  シンプルで明快なモダンデザインです。 渋いもののなかにポツンとあると、輝いて見えます。 なます皿なのですが、菓子皿として使ってもおもしろそう。 時代は江戸後期のものです。  (径13,5センチ、高さ4,5センチ、高台径8,2センチ)    <売約済みになりました>...

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縄文時代の大きな石皿

  ただの大きな石なのですが、古代寺院の礎石のような趣があって、飽きがきません。 これは、東北地方の縄文時代前期の遺跡からの出土です。 縄文時代中期以降の石皿の多くは、中央になだらかな凹みがあって、穀物等の粉砕に使われた調理道具です。 ところがこの石皿は、平らな面の片隅に小さな凹みがあるタイプです。 祭祀用で、石棒でたたいて生じた凹みとの説があります。...

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天啓赤絵香合

   木の葉形につくられた器体に、かわいい小鳥が置かれた香合で、とても珍しいです。 渋い赤一色というのもいいですね。 これは、明末の天啓年間(1621-1627)から清初にかけて、景徳鎮の民窯でつくられたもの。 蓋の縁と身の底には、多くの虫くいがあります。 本来は傷ものなのですが、茶人はこれを見所として楽しんだそうです。 明治時代頃つくられた箱と、江戸期の布による仕覆が付きます。...

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西荻窪の道路拡張問題で住民集会を開きました

<この記事は「西荻窪の道路拡張を考える会」のブログからの転載です> 1月30日(夜8時~10時)、3回目の住民主催の集まりです。 「夜遅いし、みなさん来ていただけるか・・・」と心配していたのですが、続々と集まって来る人々で、会場はいっぱいになりました。 住民は53名(記名いただいた方)、区議会議員10名(47名の全区議に手紙を郵送)、杉並区の職員6名のご参加をいただきました。...

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大きな木彫仏

  都から離れた、地方の新しい息吹のようなものを感じる阿弥陀如来坐像です。 向き合うと、親しみやすさと神々しさが伝わってきます。 九州の地方仏で、室町時代のものと思われます。 内くりは腹部のところだけで、あとは一木彫です。  (高さ 73,5センチ)

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