$ 0 0 使われて、刃が欠けてしまった、弥生時代中期の磨製石器の石戈。 漢の武器の銅戈に影響されてつくられた、日本列島独得の武器でした。 茎(なかご)に直角にして棒状の柄がつけられ、柄を振り下ろして相手にダメージをあたえるものでした。 石戈の出土例は、九州北部を中心にごく少数です。 昔、弥生時代はのどかな時代といわれていましたが、実は殺戮の時代のはじまりだったのですね。 (長さ11,3センチ)