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コロナ感染に乗じて、道路事業を一気に進めたい杉並区(転載)

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(「西荻窪の道路拡張を考える会」のブログからの転載です)

<都市計画道路補助線街路第132号線の用地説明会の中止について>
「新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言及び東京都の緊急事態措置を踏まえ、本年5月に開催予定していた都市計画道路圃場街路第132号線における用地説明会は中止とし、下記のとおり個別対応に変更いたしますのでお知らせします。」という議会会派あての通達です。

コロナ自粛のもとで、住民を集めての「用地説明会」はできないのだから、延期してコロナが完全に終息してから行うのだろうと思っていました。
ところが、
延期ではなく、なんと資料を郵送し「個別説明」します、と。
コロナに乗じた区の暴挙としかいいようがありません。
従来から一貫して区は、「説明」や「展示」はやるけれど住民集会への出席は消極的。
もともと住民の意見を聞く必要を認めていないし嫌だったのですから、今回の用地説明会中止は願ったりかなったりのことだと推測します。
住民が集まりをもてないこの時期に、一気に事業を進めていこうという姿勢を感じないわけにはいきません。
コロナで疲弊している今、約半分の第1期事業だけで85億円もの税金を使って、不要不急の道路拡張を強行することが、果たして正常な行政のありかたでしょうか。

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