縄文 顔付き土器残欠
目、鼻、口が明快に表現された可愛らしい顔。縄文土偶そのものです。 縄文時代中期以降、人の顔をパーツに持つ土器がつくられました。 土器自体を、人の身体に見立てたともいわれています。 (顔の部分2,5×5,5センチ、全体7×10,5センチ) <売約済みになりました>
View Article大正時代の三輪車
「ギャラリーブリキ星」を始めた頃、オブジェで一番好きだったのが古い三輪車。 これは、「群馬の医者の蔵から出た」と聞いて、15年ぐらい前の蚤の市で購入したもの。 巡って、またやって来ました。 (高さ63センチ、横70センチ) 価格 38,000円
View Article秋の鎌倉古美術展に参加します
秋の鎌倉古美術展 里見旧邸の西御門サローネで開催されます。今回で12回目です。 何を持っていこうか、いろいろ並べて検討。約50点を選びました。 秋の鎌倉散策と併せて、是非おいでください。 2014年11月1日(土)~2日(日) 11:00~17:00 西御門サローネ 鎌倉市西御門1-19-3 お問合わせ先 0467-60-4752(一閑)
View Article猿投碗
平凡だけれど、穏やかな気持になれるよい茶碗です。 灰色のやや粗い土に、内側は見込みを除いて、外側は周縁のみに、灰釉がかけられています。 猿投の残照のようですね。 これが、中世の山茶碗窯へと引き継がれていきます。 無傷です。 (口径14,5~15センチ、高さ5~5,5センチ、高台6,5センチ) <売約済みになりました>
View Article銅製火薬入れ
うぶで渋い質感、絶妙なバランスの造形。 このタイプの火薬入れは、今までいくつも手にしましたが、 これは、その中でも逸品です。 紐もオリジナル、江戸時代のものです。 投げ入れ花に重宝します。 (高さ20センチ) <売約済みになりました>
View Article萩谷巌の油絵
5人の男が、新聞を広げたり、ゲームに興じたりしている風景です。 セザンヌへのオマージュのような絵ですが、ひたむきさが伝わってきて、引きこまれます。 これは、萩谷巌(1891-1979)が、1922年に渡仏して間もない頃の作品です。 エコールドパリの画家たちから影響を受け、自分もその一員になっていきます。 30歳そこそこの時に描かれたこの絵は、輝いて見えます。 (絵 22×26,5センチ、額...
View Article四方堂仁志さんの展示
今日、明日、土曜・日曜の二日間(11/8日・9日)、 ブリキ星を会場にして「ヨーロッパでみてきたものvol.2」が開催されます。 四方堂さんの眼、あいかわらず面白いです。 17世紀にさかのぼるプリミティブの名品から、 ぬいぐるみのネコちゃんに至るまで、かなり刺激的。 時間は12時~19時までです。
View Articleシーサー
シーサーは、魔除けで、守り神。 沖縄の寺社や貴族の墓から、庶民の間に広がったのは明治時代。 これは、その頃に壺屋で焼かれたものです。 (高さ15センチ) <売約済みになりました>
View Article室町時代の百万塔
木造ろくろ挽きの三重の塔です。 これは、奈良時代後期の法隆寺に伝わる百万塔を、室町時代に写したものです。 写しとはいえ、本歌を彷彿とさせる出来のよさです。 きめの細かい良質の木が使われ、全体に枯れていて、重さは179グラム。 相輪部に欠けがあります。 (高さ21センチ) 価格 68,000円
View Article八代か小代の水指
ゆったりとして、素直な形が魅力です。 肩には雲文・雷文が白土象嵌され、茶褐色の陶土には透明釉がかけられています。 箱には「献上唐津」とありましたが、 江戸中期頃の八代焼か小代焼(いずれも熊本)と思われます。 八代も小代も、手描きによる象嵌がほとんどで、 この水指のように印刻というのは稀です。 口には、小さなカケがあります。 (口径11センチ、高さ15センチ、底径13,3センチ) 価格...
View Article山の神
一度は、おいでいただきたいと念じた「山の神」。 ほとんどは女神なのですが、これは、ひな人形にも似た男神像です。 古格があり、江戸時代のものです。 全体に黒ずんでいて、よく見るとお顔が墨描きされています。 「山之神」の字もなかなかのもの。 高橋喜平著『みちのくの山の神』(岩手日報社)に、同手のものが紹介されています。...
View Article田舎仏
岩手県からやって来た、小さな木彫の千手観音です。 プリミティブな魅力にあふれています。 庶民の救済のため、身体をはっているお姿がいいですね。 蓮台の下が欠けて、古いブリキが取り付けられています。 (高さ15センチ) <売約済みになりました>
View Article常滑船徳利
形が崩れたものが多い、江戸後期の常滑のなかで、これは見事な出来です。 どっしりとして存在感があり、釉薬の変化も見所です。 胴にはヘラで「つるみや」という屋号が彫られています。 口に金直しがあります。 (高さ24,5センチ) 価格 15,000円
View Articleニジェールの石器
時代も用途もわからない、研磨石器です。 ニジェールの発掘品です。 これを見たのは、数年前初めて行った、パリのプリミティブアート専門店でのこと。 現地から、持ち込まれたばかりでした。 現代アートの一級品を見ているようで、ワクワクドキドキ。 5、6本の束のなかから、この一本を選びました。 (長さ39,5センチ) 価格 90,000円
View Article百済三足器
三足器は、古代朝鮮半島三国時代で、百済独特のもの。 明るい灰色の陶質土器です。 5世紀後半~6世紀頃、古墳に埋納する明器としてつくられたものです。 時々、博物館で眼にするぐらいの数少ないもの。 今まで見てきた三足器のなかで、このフォルムの美しさはピカイチです。 (径14センチ、高さ7,5センチ) 価格 50,000円
View Article井の頭公園
秋深まるなか、久しぶりに吉祥寺の井の頭公園まで歩きました。 いつも行く近所の善福寺公園とは違って、平日なのにいっぱいの人、人・・・ 休んだベンチの隣のほうに、若い男女が座っていて、音あわせでもしているのか、ギターにあわせて女性が小さな声で歌っています。小さいけれどよく透る声で、植木等のスーダラ節や賛美歌まで。あまりのすばらしさに心がしびれました。
View Article李朝初期 堅手茶碗
お茶を意識しない素直な形。 薄青みがかった釉薬の下に煙が入っていますが、それも景色になっています。 柔らかな焼きになっているので、和手(やわらかて)茶碗という言い方もされます。 高台まわりの貫入も魅力となっています。 写真のように、約4センチのニュウがあります。 (口径14,8センチ、高さ8センチ、高台径5センチ) 価格 58,000円
View Article備前陶板Ⅱ
(裏) ずっしりと焼きしめられていて、オブジェとしても見ごたえがあります。 薄手に形成されているのがいいですね。 (径32,5センチ、厚み1センチ) <売約済みになりました>
View Article備前陶板Ⅰ
(裏) 陶板は、窯道具としてつくられているので自然で、そこが魅力的。 これは、比較的柔らかな焼きで、景色も鮮やかです。 江戸時代中期~後期の天保窯のものと思われます。 器として使えそうです。 (径26,8センチ、厚み1センチ) <売約済みになりました>
View Article初期伊万里小皿
あがりがよく、上釉の美しい小皿です。 ちょっとつたない花文づくしがいいですね。 縁まわりの、ハートマークにも見える文様のおもしろいこと。 写真のように、修理があります。 (径14,3センチ、高さ3,3センチ、高台径5,5センチ) <予約中です>
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