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バタック族 古楽器

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美しい姿形です。
これは、スマトラ、バタック族のケチャピといわれる二弦楽器。
上部には、祖先像が付いています。
今でも作られていますが、これは19世紀にさかのぼるものです。

 (長さ76センチ)
 価格はお問い合わせ願います。

鎌倉古美術展in西荻2015

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今週の土曜日から、「鎌倉古美術展in西荻2015」が始まります。
鎌倉古美術展のメンバー8人が出店し、
ギャラリー金子とギャラリーブリキ星の2店舗が会場になります。
~旅するモノが集う市~ 面白いものが出てきそうです。
みなさまのお越しをお待ちしています。

●鎌倉古美術展in西荻2015
 ~旅するモノが集う市~
2015年2月21日(土)、22日(日)
11時~19時
[会場] ギャラリー金子/ギャラリーブリキ星
[出店] 一閑・うまこし・大隅剛・ギャラリー金子
きこゆ・長谷川迅太・ブリキ星・三坂堂

鉄鈴

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今まで、江戸期の鉄鈴に心ひかれることはなかったのですが、
これには驚きました。
黒漆がかけられ、古格を感じさせる鈴です。

 (高さ約8センチ)
 価格 18,000円

古染白磁皿

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明末に日本からの注文で焼かれた皿です。
しっとりとした落ち着いた白がいいですね。
古染なのに、呉須で描かれたのは、高台内だけです。
見込みの釉はげに、修理があります。

 (径16,5センチ、高さ3,5センチ、高台9,8センチ)
  価格 15,000円<予約中です>

日置路花さんの書

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 そらになる 心は春のかすみにて
 世にあらじとも 思ひたつかな

西行の歌です。

招き猫

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高崎張子の大きな招き猫。
オトボケ顔が愛らしいです。
元々は豊蚕を願う縁起物としてつくられ、庶民の願いに合わせて、金運、商売繁盛へと広がっていったようです。
この猫ちゃんは、明治時代から続く、荻原家三代目正雄さんの作。
昭和30年代のものと思われます。張子は破損しやすいので、当時のものでも目にするのは稀です。
鼻と背などに、へこみがあります。

 (高さ33センチ)
 価格 36,000円

熊谷幸治さんの大きな土器

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瀬戸内の女木島でつくった土器です。
島の土を使い、海岸に穴を掘って形成したら、自然にパナリのような形になっていたとか。
近年の熊谷さんは、あるべき形の追求からちょっと離れて、いろんな土と対話しているかのようです。

江戸時代の小引出し

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商家で使われた桐製の小引出し。
指物師による見事なつくりです。
金具に少しがたつきがありますが、十分使って楽しめる保存状態です。
蓋の裏に、天明7年(1787年)の墨書きがあります。

 (縦50センチ、横39センチ、奥行21センチ)
  <売約済みになりました>

平佐白磁壺

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生掛けの落ち着いた白と、ゆったりした器形が魅力です。
李朝の壺を見ているかのようです。
平佐の最初に開かれる窯は、平佐北郷窯。安永7、8年(1778-78年)の頃でした。
それから20年位して、大窯がつくられて量産化され、平佐の最盛期を迎えます。
この壺は、北郷窯のものと思われます。

 (口径11センチ、高さ17センチ、底径8,5センチ)
  価格 50,000円

初期伊万里天目茶碗

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目のさめるようなモダンで美しい初期伊万里です。
初期伊万里天目写しのほとんどは、内側が白磁か、見込みに染付です。
しかし、この茶碗は内側も魅惑的な天目釉。
このタイプは陶片で見るだけです。
百間窯のものと思われます。無傷、完品です。

 (口径10,9センチ、高さ5センチ、高台4,9センチ)
  <売約済みになりました>

根来椿皿

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一見したときは、江戸時代のものかと思いました。
黄漆が使われていたことと、保存状態がよすぎたのが理由です。
しかし、手に取って見ると、シャープな形状と豪快な高台に驚きました。
高台内を見ると、中世漆下地の特徴である松炭粉が使用されているのがわかります。
漆の塗りも、表側には黒漆の上に朱漆と黄漆、裏側には朱漆の上に黒漆と、手をかけたものになっています。
室町時代のものです。

 (径15,3~16センチ、高さ3,7~4センチ、高台径8,8~9,2センチ)
  価格 95,000円

常滑の壺

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端正で、品のある佇まいです。
それでいて、口周りの割れと濃緑色の自然釉は力強く変化に富んでいて、見事な景色になっています。
薄手のつくりで、硬く焼きしめられたこの壺は、種壺といわれています。
鎌倉時代のものです。

 (口径約9センチ、高さ23センチ、底径9,5センチ)
  価格 65,000円

骨董半ダースの会

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今日から、ブリキ星を会場にして、
「骨董半ダースの会」が始まりました。
個性あふれる骨董屋さん6人による愉しいものを集めた展示です。

骨董半ダースの会
2015年3月13日(金)~15日(日)
11:00~19:00(15日は17:00まで)

 幾一里(京都) うまこし 大隅コレクション
 夏日堂   AntiqueBrass  antiquesわとな 

李朝 茶碗

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和手(やわらかて)、又は金海手といわれる李朝中期頃の茶碗です。
通常大ぶりのものが多いのですが、これはひとまわり小さいサイズ。
お茶の世界で取り上げられ、使われてきたものです。
伝世の李朝茶碗は稀少です。
古い元箱があります。

 (口径13,2センチ、高さ6,3センチ、高台径5センチ)
  価格 90,000円

慶州への旅

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3月21~25日に、韓国・慶州へ行ってきました。
慶州は、新羅の都が900年間あったところ。
市内いたるところ、古墳だらけです。
石を積み盛り土をした、比較的簡素な古墳ですが、その美しさは感動ものでした。
現在も、発掘調査が続いています。
発掘中の古墳は大きなドームで覆われて、作業の様子が見学できるようになっていたのもよかったです。


懐かしい箱

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かつてのブリキ星店内にも、古い郵便箱や牛乳箱が並んでいた時がありました。
これは、韓国のものです。
ベニヤ板の粗末なつくりですが、ハングル文字が文様のように見え、なかなかの風情です。

 (縦19センチ、横12,8センチ、奥行5,5センチ)
  価格 8,000円

鉄矛

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慶州を旅してから、新羅のものが好きになってきました。
この鉄矛、はじめは和物に見えました。
しかし、韓国の博物館を巡るなかで、新羅独特の造形だということが分かってきました。
本来、武器として活躍したものですが、これには目釘穴がありません。
統一新羅時代後期~高麗時代にかけての奉納品かと思われます。

 (長さ40センチ)
 価格 70,000円

高麗鉄鉢

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黒漆のような質感で、シンプルな形です。
手に取ると、その重さに驚きます。
統一新羅後期~高麗前期にかけて、銅不足による鉄仏が流行しましたが、この時期に使用された仏具です。
鋳造がやや粗くなっているので、高麗時代に入るものと思われます。
日本でいえば平安中期になります。

 (径17センチ、高さ5,5センチ、重さ1,4キロ)
  価格65,000円

李朝白磁青花小壺

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「愛玩李朝」と言ってみたくなる小壺です。
真白な陶土に、やや青みがかった釉薬、ほのかに浮かび上がる青花が美しいです。
18世紀中頃の、金沙里か分院初期のものと思われます。
口が共直しされていたのですが、取り外してすっきりしました。

 (高さ10センチ、口径2センチ、高台径6センチ)
  価格はお問い合わせ願います。

横堀角次郎の油絵

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生命の息吹を感じさせる力強い絵です。
横堀角次郎(1897-1978)は、初めて聞く名前でしたが、この小さな板に描かれた「あやめ」には、しびれました。
横堀は群馬県熱多郡(今の前橋市)に生まれ、大正時代には岸田劉生との深い交流があったそうですが、詳しいことはよく知りません。

 (板に油彩 15×20,5センチ、額 30×36,5センチ)
  価格 38,000円

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