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Channel: お気に入り いろいろ
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根来椀

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江戸初〜前期の古手です。
使い込まれた朱の色がいいですね。
お正月に使ってみたい椀です。
お雑煮には大きすぎるかもしれません。

 (口径14センチ、高8,2センチ)

六閑斎 赤楽茶碗

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今まで手にした茶人の茶碗のなかでも頭抜けた造形力があり、
ざっくりして大らかで、何ともいえません。
天賦の才を感じます。
作者は、裏千家六代の六閑斎(りっかんさい)。
1694年(元禄7年)に生まれ、33歳という若さで亡くなっています。
箱蓋裏には、裏千家八代一燈による書付けがあります。

 (口径10センチ、高8,5センチ)
  <予約中です>

二枚の絵

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私の狭い寝室です。
上は、矢崎千代二のパステル画で、インド洋の夕焼け。大正末〜昭和初の作です。
下は、今月送られてきた、内海満昌さんの油絵「新世界」。
二枚とも気分のよい絵です。
時代が違うのに、同じような空気が流れています。
時々掛け替えて楽しんでいます。

唐物 驢蹄口茶入れ

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美しい茶入れです。
ろくろか型物かもよくわかりませんが、冴えわたった技術に驚くばかりです。
重さは52グラムと軽く、日本の茶入れの半分の重さ。
私は、技術よりも作り手の「魂」に惹かれるほうなのですが、
技術に「魂」がのりうつることがあると知りました。
この茶入れは、中国南宋時代のもの。
室町時代に日本に入ってきたものでしょう。
口造りの一部に、使用によると思われるスレがあります。
驢蹄口とは、茶入れの口造りが驢馬の蹄に似ていることから付けられたとか。
同様の茶入れが、京都北村美術館にあります。

 (高6,3センチ、口径3センチ、底径2,7センチ)

今戸の狐

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浅草の今戸焼きの狐さん。
明治時代のものです。
粗末でほんのりした雰囲気が好きで、沢山いたのですが、
とうとう残り3匹になってしまいました。

 (高9〜9,4センチ)

和全の茶碗

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永楽和全(1823〜1896年)は、艶やかなものから侘びたものまで、
何でもできる人。それでいて嫌味がありません。
これは、天目写しの茶碗です。
内側に、銀彩で文字が書かれていますが判読できません。

 (口径12センチ、高5,5センチ、高台径4センチ)

瀬戸灰釉片口小壺

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室町前期の片口小壺。おだやかな姿です。
白くて柔らかな土は、美濃かな?と思ったのですが、
『日本陶磁器全集9』に同じものが掲載され、瀬戸となっていました。
底には窯傷がありますが、修理されています。

 (高8,5センチ、口径4,5センチ、底径5センチ)
<予約中です>

信楽の赤い壺

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よい壺です。
焼きしまっていて、全体に赤く発色しています。
口まわりの窯印が凄い。
6個の×印は、元祖檜垣文みたいですね。
その裏側(写真3枚目)は穏やかで愛らしい世界です。
室町時代のもの。
昔は、高かったでしょうね。

 (高21センチ、口径約10センチ、底径約15センチ)
  <予約中です>

大晦日

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数年前までは、除夜の鐘をききながら
近所の稲荷神社へ初詣に出かけていました。
今はもうその元気がありません。
大晦日の午後にお参りを済ませ、
古いお神札をお返しし、新しいお神札をいただいてきました。

今年一年、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

インド 細密画

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あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いします

年の初めは、インドのものから。
インド文化に大きな影響を与えたといわれる恋愛叙情詩
「ギータ・ゴーヴィンダ」(牛飼いの歌)の写本の挿絵です。
ヒンドゥーのヴィシュヌ神と美しい牧女ラーダの物語です。
バチッとして厳しい線と茫洋とした背景のコントラストがすばらしい。
色彩感覚もいいですね。
インド細密画の20世紀の写ししか見たことのなかった私は、
オリジナル(といっても、これは18世紀のものですが)は、
ずいぶん違うものだと知りました。
ガラス越しの撮影なので、魅力が伝わるかどうか??

 (24,5センチ×18センチ)

黒楽茶碗

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深い味わいをたたえた、よい茶碗です。
光悦の写しですが、単なる写しを超えていますね。
つくり手は誰か? 正直よくわかりません。
高台脇には花押があります。
江戸前期、千家歴代の誰かと思われます。

 (口径11センチ、高8,5センチ、高台径4,7センチ)

平安時代の流れ仏

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すらりとした地蔵菩薩だったのでしょうか。
火災にあって燻され、黒くなっています。
お顔を除いて、原形をとどめていて、痛々しさは感じられません。
実に魅力あるオブジェになっています。
台がないので、自立しません。

 (高 約48センチ)

僧形頭部

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端整なお顔のテラコッタです。
等身大の座像だったと思われます。
中部ジャワのプランバナン出土です。
プランバナンは、ヒンドウー寺院が中心ですが、
周辺には沢山の仏教寺院があります。
仏教寺院がつくられたのは、ボロブドールと同時期の8世紀後半〜9世紀前半なので、
このテラコッタも、その時代だったのでしょう。
中部ジャワは、古くから密教が伝わった地。
中国密教の祖、恵果がジャワ僧 弁法に密教を伝えたのが780年という記録が残っています。
(空海に伝えたのは、25年後の805年)
このテラコッタの主は、弁法さんか、そのお弟子さんかな? と夢想しています。

台がないので自立しません。

 (高 約28センチ)

日置路花さんの書

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東京は、午前中から雪が降り始めました。
外から雪かきの音が聞こえてきます。
日置路花さんの書、「降る雪」が見たくなって、壁に掛けました。

筒型器台

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韓国三国時代、伽耶の筒型器台です。
5世紀後半のものと思われます。
胴部に貼り付けられた蛇の造形がおもしろいです。
(4匹の蛇のうち、2匹の頭部は欠損)
蛇はわが国古来の神と思っていたのですが、
彼の国の特別な儀式で使われた器台にあったとは、驚きです。

 (高58センチ、口径約16センチ、底径32センチ)

輪花木地盆

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粗末で、侘びていて、ぺらぺらになった杉製の木地盆です。
木地が収縮して、木目が浮かび上がっています。
江戸時代中期以前はあるでしょうか。
写真にあるように、割れ継ぎの修理がされています。

 (恵32,5センチ、高1,8センチ)
 <売約済みになりました>

武内鶴之助の絵

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イギリス留学時代の絵で、ロンドン郊外の風景と思われます。
オーソドックスで、ちょっと型にはまっていますが、気分のよい絵です。
見事なものですね。
武内鶴之助は、青木繁と同時代のひと。
青木は天才でしたが、武内は生真面目にひたむきに生きた人だったのかなと、
この絵を見ていると、そんな感じがします。
絵も額も明治時代のものなので、かなり痛みがあります。

 (油彩.キャンバス、額65,5×85,5センチ、絵48×65センチ)

ガイコツ

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ちょっとユーモラスなガイコツさん。
昭和30年代の学校教材だったと思われます。
「木彫作品」なのが、いいですね。

 (高さ約130センチ)

石斧 2

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美しい造形の磨製石器です。
中部ジャワの発掘です。

 (縦最大7センチ、横18センチ、高1,8センチ)

石斧 1

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弥生前期、北九州に見られる抉入式石斧です。
いかにも、工具そのものという存在感です。

 (長31,5センチ)
 <売約済みになりました>
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