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三国時代の子持ち土器

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普段はガラス越しでしか見る機会のない子持ち土器。これは朝鮮半島三国時代(5~6世紀)のものです。
かの国では、灯火器だったといわれています。ふっくらとした3つの小壺の底には、灯芯を通す穴があけられています。
この土器が日本に伝わると、灯火器としての用途は失われ、装飾的なものに変化します。
子持ちの装飾須恵器は、全国各地から出土しています。一方、本家の朝鮮半島での出土例はごく僅かです。

 (高さ17,5センチ、高台径11,5センチ)

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