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古代の小さな水晶玉

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一見、何でもない水晶玉に見えますが、これは、珍しい「クチナシ玉」。
縦に5本の溝があって、クチナシの実に似ています。
クチナシ玉の多くは朝鮮半島由来の金属製(藤ノ木古墳が有名)で、水晶製はごく稀です。
写真の左3点は、奈良県北葛城郡の古墳からの出土品。
加工のつたなさ(それが魅力なのですが)からみて「和物」で、出雲か近畿地方の「玉つくり工房」でつくられたものです。
写真右の1点は、なんとインドネシア中部ジャワの出土品です。
現地では「ミカン玉」とよばれています。
溝の彫りが深く、高度な加工技術です。
「クチナシ玉」と「ミカン玉」が点と線でどのようにつながっていたのでしょうか?

 (直径約2センチ)
 価格はお問い合わせください。


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