沖縄 壺屋のやきもの
すっきり、ふんわりとした姿形がいいですね。 精製された土に白化粧されています。 酒注ぎや急須として使われ、チュ−カー(茶家)といわれています。 18世紀後半〜19世紀前半のものと思われます。 蓋のつまみ、注ぎ口の先、取っ手を掛けるるところ(右側)に直しがあります。 (口径5,5センチ、高さ11センチ) 価格 30,000円
View Article無地刷毛目茶碗
李朝初期の、しっかりとした造形の茶碗です。 サイズも手取りもよく、お茶に使えます。 ご飯茶碗にしたら、もっと贅沢かもしれません。 口縁の一部と高台等に、若干のカセがみられます。 箱はありません。 (口径13,3センチ、高さ6,2センチ) 価格 85,000円
View Article当麻寺の仏版画
約170センチもある十一面観音像。古様のお顔です。 ゆったりと、よどみなく流れる線がいいです。 美しい彫刻作品を見るかのようです。 右端10センチ位にシミがあります。 この版木は鎌倉中期頃のもの。 大正13年に当麻寺護念院の天井裏から発見されています。 (掛軸 横63,5センチ、縦200センチ) <売約済みになりました>
View Article東部ジャワ金銅仏
残存数がわずかな、東部ジャワ10世紀の金銅仏です。 動きがあって、抜きもよく、完成度の高い造形です。 黒錆の下には分厚い鍍金が残っています。 金剛界曼荼羅のひとつ、金剛薩埵像のように見えます。 中部ジャワ出土の金銅仏はよく知られています。 メラビ火山の噴火により」、中部ジャワ一帯は火山灰に覆われます。 929年頃ジャワ中部から東部に遷都されます。 この仏像は遷都されて間もない頃のもの。...
View Article面
いろいろな表情を持つ、妖しさにあふれる面。 蜘蛛の巣におおわれた状態で出てきました。 古風で江戸前期をさかのぼる雰囲気があります。 (縦19,5センチ、横14センチ) 価格 90,000円
View Article縄文土器
精巧で華麗で、つきつめた造形は見事なものです。 これは、今から約3000年前、縄文時代晩期の亀ヶ丘式土器。 そのなかでも逸品です。 いくつかの修理がありますが、9割以上の部分は本歌です。 (口径16,5センチ、高さ11,5センチ) 価格はお問い合わせ願います。
View Article小金銅仏
摩滅して、お顔はハッキリしなくなっていますが、 何とも愛らしい三尊象です。 阿弥陀如来像と右脇侍像です。 左脇侍像は欠損しています。 鎌倉時代のものです。 (高さ6,5センチ) 価格はお問い合わせ願います。
View Article廣谷ゆかりさんの窯
炎を吹き上げている廣谷さんの窯。 かっこいい写真です。 気持がシャキッとして、暑さでグタグタばかりしていられなくなります。 撮影者は、森田春菜さん。先日、往復夜行バスで高知の廣谷さんの窯場を訪ねたそうで、 沢山写真を見せてもらいました。 熊谷幸治・廣谷ゆかり展が、FUURO(目白)であります。 会期は8月30日(土)〜9月6日(土) 楽しみにしています。
View Article会津漆椀
くり抜きの木地に、落ち着いた朱の色がいいですね。 小碗は、時代がないといわれますが、これは江戸前期にさかのぼる雰囲気です。 (径10センチ、高さ5センチ) 価格 35,000円
View Article宋の青白磁壷
影青(いんちん)とよばれる、青みを帯びた白磁。 厳しさよりも、ひかえ目で、ゆったり感があるのが好ましいです。 胴体には、さりげない浅彫り文様があります。 写真のように、ニュウがあります。 (口径8,5センチ、高さ17,5センチ) 価格 75,000円
View Article平佐の急須
ふんわりとして、気分のよい形です。 平佐の染付けの急須は珍しいです。 幕末頃のもの。 写真のように一カ所修理があります。 (蓋のつまみまでの高さ10,8センチ) 価格 30,000円
View Article「戦後」の記憶
写真は、ジュラルミンでできた自動車のおもちゃ。 昭和20年代のものです。 当時の廃棄物(戦時中の飛行機など)でつくられました。 私は敗戦の年に生まれました。 戦後の記憶をいくつか・・・ ・近くには、爆弾の大きな穴があったこと。 ・祖母から聞かされた爆弾が落ちてくるときの「ヒュー」という音。 ・たくさんの浮浪児たちがいて、いつも自分が見られているという感覚。...
View Article明治時代の洋画
夕暮れの湖岸に帆掛け船が佇んでいます。 リアルというより、幻想的な夢にでもでてきそうな風景です。 サインがないので、作者は不明ですが、確かな技量の持ち主です。 この油絵は、明治時代前期〜中期頃のものと思われます。 それも、黒田清輝らの外光表現の人たちが登場してくる前の時代の人。 高橋由一、原田直次郎(1863-1899年)の名前が浮かんできます。 絵の体質としては、後者かなと。...
View Articleブリキの時計
ずっと、美術館に飾られていて、20年ぶりに戻って来た時計。 フランスのものです。 20年前の若い自分に出会ったような、懐かしさがあります。 (長径44センチ) <売約済みになりました>
View Article先史美術
ゾクッとして、石器時代の造形を見たときのような驚き。 胡座で、両手を膝におく女性像です。 象牙製ですが、ずっしりと重く、化石化しています。 形は、クリスとよばれる剣の柄に似ています。 中部ジャワの発掘品です。類品はありません。 正確な時代判定は困難ですが、紀元前のものと思われます。 (高さ12,5センチ) 価格はお問い合わせ願います。
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