李朝の明器
掌サイズの、やや灰白色の白磁小壺です。 李朝初期、副葬品として用いられたもの。 身辺にあって肩のこらないよさがあります。 (口径4センチ、高さ6,2センチ、高台径2,5センチ) <売約済みになりました>
View Articleフランス骨董の展示会
昨日から26日(月曜日)まで、COCTEAUさんとATLASさん主催による展示会が開催されています。 テーマは「骨董から見つめる21世紀のフランスロマン主義」 今、「ブリキ星」の空間は、眩しい白の世界に大変身です。 ROMANTIQUES 5月22日(木)〜26日(月) 12:00〜19:00(最終日は17:00)
View Articleオランダの木皿
使い込まれて、美しくなっている木皿。 リムのラインは、消えかかっていますね。 17世紀、オランダの発掘品です。 (径17,5センチ〜18,4センチ、高さ1〜1,2センチ) 価格 58,000円
View Article鐔 波乗り兎
(裏) 鉄地銀象嵌の刀の鐔です。 波の上を元気に走るウサギさんがいいですね。 右上のお月さまは、欠けていますが、わずかに金が残っています。 江戸時代のものです。 (5,9×6,7センチ、厚さ0,4センチ) <売約済みになりました>
View Article土人形 稲荷
うぶで、古風で、かなりマニアックな狐さんです。 煙でおおわれていて、耳や尾は欠けています。 なんといっても、魅力は姿形のよさ。 本体は手びねり、台座は型ぬきという、初めて見るタイプです。 昔、私は土人形おたくだったはずなのですが、産地は分かりません。 時代は幕末〜明治頃のように見えます。 (高さ15,5センチ) <売約済みになりました>
View Article奉納面
神前に奉納された面です。 この世の悪霊を退散させる鬼神面と思われます。 彫刻的で、強烈なインパクトがある造形です。 堅い木が使われています。 胡粉とその上の彩色は剥がれ落ち、鋭いノミ跡が見えます。 裏面は浅い彫り、あご下は平らで自立します。 江戸前期のものと思われます。 中世の初期鬼神面は、眼はくりぬかず裏面は平らなまま。 阿吽二面が神殿の柱に飾られたといいます。 (高さ20,8センチ)...
View Article扇 絵
老松に日輪、裏は月。 大胆なデザインです。 金箔、銀箔の使い方も見事なものです。 江戸中期〜後期頃の、能扇と思われます。 琳派に真剣に向き合ってみようかな、と思わせる出会いでした。 絵と扇骨には痛みがあります。 (扇親骨 長さ36センチ) 価格 35,000円
View Article戦前の洋画家たちの軌跡展
今日(6/14)から、ギャラリー金子さん主催の展覧会が始まりました。 よい絵を残しているのに、忘れられた画家たちのなんと多いことか。 番外で、日本画の掛け軸も数点並んでいます。 そのなかでのお気に入りは、橋本雅邦の猿の絵。 老猿でしょうか、すべて悟っている禅僧のような眼にドキッとします。 戦前の洋画家たちの軌跡展 2014年6月14日(土)〜22日(日) 13時〜19時(会期中無休)...
View Article渥美の壺
ずしっと重い土。口を欠き、大きな亀裂が入った破れ壺です。 しかし存在感抜群で、オブジェとして魅力があります。 花も映えそうですね。 平安〜鎌倉頃のものと思われます。 (高さ23センチ、口径13センチ、胴径29,5センチ、底径13センチ) <売約済みになりました>
View Article山喜多二郎太の油絵
夏の終わりの睡蓮。具象と抽象の狭間をいくような、見飽きることがない絵です。 山喜多(1897-1965)は福岡の人。1950年にアトリエを東京武蔵野市の吉祥寺に移しています。 私の好きな善福寺の池に見えてくるのですが、これは戦前の作なので、福岡の風景と思われます。 絵右上の「二郎太」のサインの横に2600の数字が入っています。...
View Article長入 赤楽茶碗
楽七代長入(1714-1777)の茶碗です。 おおらかな面取りに、つなぎ団子の文様。 今まで見た長入のなかでは、ピカイチの出来だと思います。 手にとると、緊張感ではなく、あたたかさが伝わってきます。 多くの直しがあります。 当時の元箱には、息子了入の箱書きがあります。 (口径9センチ、高さ9,5センチ、高台径5センチ) 価格はお問い合わせください。
View Article下高原龍巳の油絵
実際には眼にしたことがない、古きよき日本の風景を見ているようです。 何故か、懐かしさがわいてきます。 水彩のようなタッチがいいですね。 澄んだ色が心地よいです。 下高原(1910-1994)は鹿児島県の人。 戦後は関西が拠点でしたが、詳しいことはわかりません。 絵の裏には「大浦の池」と書かれています。 昭和20年代の風景ではないかと思います。 (絵24×30センチ、額42×50センチ) 価格...
View Article「際 きわ/さい」の展覧会に行きました
昨日(7/1)、伊豆長岡のギャラリーnoir/NOKTAに行きました。 新谷仁美さんと森田春菜さんの二人展です。 久しぶりの発表となる新谷さんの絵には、その底力に心が揺さぶられ、 森田さんの陶作品からは、ひたむきな模索への試みが伝わってきました。 帰りにギャラリー喫茶室で、とびきり美味しいロイヤルミルクティーをいただいて、幸せな気分に。よい一日でした。 会期は、7月6日(日)までです。
View Article藍九谷小皿
A B 初見の藍九谷です。 花文を型押して表した精巧なつくりです。 中心をはずして、濃い藍の丸文を置くデザイン感覚にはしびれます。 A (径約14,5センチ、高台7,8センチ)4センチのニュウ、ソゲ有 価格 45,000円 B (径約14,5センチ、高台7,8センチ)1,5センチのニュウ、ホツ有 価格 48,000円
View Article平戸/平佐の焼きもの
(1)平戸 (2)平佐 (1)平戸 平戸は長崎県の焼きもの。江戸時代は平戸藩主松浦氏の御用窯でした。 平戸では珍しい茶入れです。 竹組の装飾は精巧ですが、落ち着いたところがいいですね。 江戸後期のものと思われます。 (口径2,5センチ、高さ6,3センチ、四方一辺の長さ4,3センチ) 価格 30,000円 (2)平佐 平佐は鹿児島県の焼きもの。茶入れに転用できそうな小さな壺です。...
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