李朝白磁水滴
珍しい初期の水滴です。 すっきり爽やかな姿です。 実用ではなく、明器としてつくられたと思われます。 (高4,2センチ、胴径5,8センチ、底径3,4センチ) <売約済みになりました>
View Article青磁の香炉
美しい青磁です。 つくりは、厚手だけどシャープ。 艶やかなオリーブグリーン(暗い黄緑色)は、とても写真では表すことができません。 時代は、難しいのですが、中国南宋末〜元のように見えます。 長年、お茶の世界で使われてきたもので、修理が数カ所あります。 古い蓋がついていますが、箱はありません。 (径6,3センチ、口径3,8センチ、高4,5センチ) 価格 150,000円
View Article「組合せ論」展示風景
昨日から、「ブリキ星」を会場にして、 河村靖夫さん・相澤拓也さんによる「組合せ論」の展示会が始まっています。 30日(日曜日)までです。 他者の異なる世界を体験するのは、刺激的でおもしろいです。
View Article平安時代の小金銅仏
わずか5,3センチと、小さな仏さまです。 お顔は、摩滅してはっきりしないのですが、姿形の美しいこと! 念持仏にしたくなります。 以前、当ブログに掲載したのですが、今回台座を新しくしました。 (高5,3センチ) 価格はお問い合わせ願います。
View Article赤楽茶碗
楽家10代旦入(1795-1854)の作。 旦入は、江戸後期、道入や保全などの天才と同時代を生きた人です。 対峙するような凄い世界はすでにありませんが、優雅で心地よい世界。 技巧的なのに、技巧を感じさせません。 使ってみたくなる茶碗です。 箱書きはありませんが、茶会で使われたという「会記」が添えられています。 (口径10センチ、高8,5センチ、高台径5センチ) 価格 100,000円
View Article李朝染付小壺
李朝後期分院、官窯手の小壺です。 化粧道具だったものを、茶入れに転用されたものです。 口に一カ所ニュウがあります。 李朝染付では、牡丹は定番ですが、このサイズでは見ることがありません。 蝶々がいいですね。 従来の自分なら、抜けがあったり間があるものを好むのに、 正統派の李朝にひとめぼれでした。それなりの値段だったので、 すぐには無理でしたが、ようやく手元にやってきました。...
View Article地獄絵
久しぶりに手にした地獄絵です。 今回は江戸時代の版彩色ですが、初めて見ました。 裏には文字がいっぱい。 「無量寿経厭苦五悪之図」とあるので、仏教教育として使われたものだと思います。 <悪いことをすれば地獄におちる>という{教えと」いうか「しばり」は強烈ですね。 虫食いによる傷みがあります。 (67×170センチ)
View Article伊万里赤絵角徳利
シャープな器形です。 そこに、赤絵で、花が散り蝶が舞う情景が、ぽつりぽつりと描かれています。 近年、人気が無くなったといわれる伊万里ですが、やっぱり、いいものはいいですね。 四方の肩などに大きな窯傷があります。 捨てられることなく、伝世してきたものです。 (8,5×8,5センチ、高17センチ) 価格 90,000円
View Article黒棗
250年以上使われてきた、品のある棗です。 細かい傷や直しがあります。 まだ現役で使えそうです。 蓋裏には、朱漆で表千家七代如心斎(1705-1751)の花押が入っています。 元箱には、八代啐啄斎の箱書きがあります。 (高6,2センチ、経5,5センチ) 価格 70,000円
View Articleドンソンの亀
なんともかわいいブロンズの亀さんです。 BC5〜AD1頃にかけて、東南アジアに栄えた金属文化をドンソン時代といいます。 ジャワ島全体から、紀元前の象やサイ、亀などの動物や、人物像が出土していますが、 これもそのひとつ。中部ジャワ出土品です。 (横11センチ) 価格 90,000円
View Articleガネーシャ坐像
眼光鋭く、威厳に満ちたガネーシャです(9〜10世紀)。 中部ジャワ出土で、ブロンズ製です。 これほど古いものは稀です。 ガネーシャは、ヒンドゥーでは、シヴァと妃パールヴァティの子で、 知恵、学問、幸福を司る神。 仏教(密教)にも取り入れられて、天部の護法神になっています。 (高9,4センチ) 価格 120,000円
View Article辟邪(へきじゃ)
中国古代の石のものは、偽物が多くピンとこないものが多いのですが、 これは凄いです。 悪霊を威嚇しているリアルな造形。 今にも動き出しそうです。 アケメネス朝ペルシャの、邪気を払うライオン、グリフィンが、中国に伝わり、 辟邪になったといわれています。 大理石製で、漢〜六朝時代のものと思われます。 (9×16センチ、高9センチ) 価格はお問い合わせ願います。
View Article和全 赤楽茶碗
写しものが得意だったといわれる和全(1823-1868)の作。 てらいのない茶碗(筒型湯飲みサイズ)です。 高台脇に、和全の「永楽」印があります。 箱はありません。 (口径7,3センチ、高7,3センチ、高台3,8センチ) 価格 25,000円
View Article金製仏像
新羅仏のようなたたずまいですが、中部ジャワの発掘品です。 8世紀、日本でいえば奈良時代のものです。 中部ジャワは、日本より早く密教が伝わり、 8世紀には多くの密教寺院があったといわれています。 金製ムクで、小さいわりにはずっしりした重さです。 日本でも平安時代、貴族の念持仏として金の仏像がつくられたといわれていますが、残っていません。 (高5センチ、重44グラム)...
View Article高麗鉄仏
穏やかで、ほっとした気持ちにさせてくれる仏さまです。 朝鮮半島では統一新羅後期〜高麗前期にかけて鉄仏が流行しましたが、 これは高麗前期10世紀のものです。 鉄という素材は堅いはずなのに、何故か鉄仏を見るとあたたかさを感じます。 (高11センチ) 価格はお問い合わせ願います。
View Article中尊寺拓本 その2
その1と同じ中尊寺金堂、須弥壇の格狭間羽目板金具の拓本です。 牡丹の花咲き蝶が舞う景観の、花の部分です。 中尊寺拓本は、数が少ないことで知られています。 昭和37年〜43年にかけて、金色堂解体修理が行われましたが、 その際に採られたものです。 (本紙27,5×44,5センチ、額42×66,5センチ) 価格 45,000円
View Article中尊寺拓本 その1
蝶が乱舞する拓本です。 藤原時代の金工技術の斬新さには驚きます。 現代アートとしても楽しめそうです。 中尊寺金堂内には、三基の須弥壇があります。 その格狭間羽目板金具の蝶々だげを採ったものです。 ガラス越しの撮影のため、質感がでていないのが残念です。 (本紙23×26センチ、額36×38センチ) 価格60,000円
View Article僧形座像 頭部
中部ジャワで、世界遺産にも登録されているブランバナン出土のテラコッタです。 先日、昔工藝さんに台座をつくってもらい、よみがえりました。 ブランバナンからは、僧形像は5〜6体出土していますが、すべて安山岩製です。 テラコッタはこの一点のみ。 実在したモデル(僧侶)がいたといわれています。 9世紀のものです。 (高さ 本体28センチ) 価格はお問い合わせ願います。
View Article如来立像
緑青におおわれた仏さま。 すらりとして、姿形が美しいです。 南インド、スリランカの影響を受けていると思われます。 中部ジャワ(ボロブドゥール周辺)の発掘品ですが、 ジャワ色が強くなる以前の9世紀の造形です。 左手は欠損しています。 足の裏には、台座に固定する環状の突起(ほぞ)があります。 (ほぞを含めての高さ16,3センチ) 価格はお問い合わせ願います。
View Articleお隣の花
家の前の沿道に、白い大きな花が咲きました。 お隣の88歳のおじいさんが、街路樹の下に、 花をいっぱい育ててくれています。 ところがここ一ヶ月余り、入院されていて、 我が家が水やりを任されています。 花のことはさっぱり分からないのですが、 枯らせてはいけないと、毎日水をやっていました。 今朝外に出てみると、見たこともないような大輪の花が・・・ 駅に向かう通勤途中の人もビックリして、写真を撮っていました。
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