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Channel: お気に入り いろいろ
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琉球漆茶箱

こういう琉球漆の茶箱があったのか! この、侘びて品格のある茶箱に出会ったときは心底驚きました。 黒漆に沈金、というのが渋くていいですね。 蓋と四方側面には、太湖石が描かれています。人物や楼閣もありますが、それは脇役。 定番の文様とか意匠ではなくて、絵画的な世界になっています。 手取りは軽く、素材は古い琉球漆特有の杉か檜が使われています。...

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フランスの蝋燭立て

農家の納屋で使われていたような、朽ち果てる少し前のろうそく立て。 18世紀頃のものです。 布で巻かれたろうそくが、当時のまま残っています。 オブジェとガラクタの間を行き来するような危うさが刺激的。 造形的な美しさも感じます。

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オランダの木製ゴブレット

17世紀頃の木製ゴブレットです。 オランダの「発掘屋さん」が扱っていたものです。 木の素の状態が好ましく、あたたかさ、やわらかさが魅力です。 白デルフトと同じ食卓にあったのだろうか・・・などと想像してしまいます。 木製のものは稀少で、私自身この一点しか見たことがありません。  (高さ13,5センチ、径6,7センチ)   価格はお問い合わせください。

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赤楽蓋置

渋い赤に大胆な土削り、そして暴れた鎬がいいですね。 土はずっしりとした重さのある聚楽土です。 楽印があります。 蓋置は茶釜の蓋や柄杓が置かれる、茶道具のなかでは一番地味な存在です。 でも、この蓋置を掌にのせると、モノとしての魅力があふれでてきます。 (私にとっては、縄文時代の石器を見るのと同じ感覚です) 二重箱がつきます。 「楽家二代常慶蓋置」の札がついていますが、断定はできません。...

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鎌倉時代の木彫仏

穏やかな姿形の木彫仏です。 お顔は目鼻立ちを中央に寄せて表現し、衣文はゆったりとした浅彫りです。 鎌倉時代のリアリズムとはかけ離れていて、時代判定にとまどいますが、 鎌倉時代中期のものと思われます。 底に「五 最勝吉祥」の墨書があるので、 七仏薬師のうちの五番目、最勝吉祥如来坐像だということが分かります。 傷みも少なく当時の金箔が残っている、奇跡的な保存状態です。  (高さ12,5センチ)...

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鎌倉時代の経函

   この函は、経巻を順よく並べ、大きな唐櫃に納めるために使われたもの。 黒漆がほとんど剥離していることで、枯れた杉板の素材感とシャープな造形感覚が際立ちます。 黒漆の下地には白土が使われています。  (31,2Χ40,2センチ、高さ5,1センチ) 価格はお問合せください。

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伝 盛阿弥の菓子器

盛阿弥(せいあみ)は、利休時代の伝説の塗師の一人です。 詳しいことは知られていません。三代続いたともいわれています。 裏に「盛」の一字が小さく針彫されていることと、蔵番のある古い箱に「盛阿弥」作とあることから伝盛阿弥としました。 手ごたえのある厚手の木地にみごとな塗りの菓子器です。 漆表面には、かすかな収縮と無数の使用跡があり、裏には二か所大きな亀裂があります。...

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古伊万里線香立

花器かな? とも思ったのですが、形状はモダンな線香立。 変形の筒に、乳白色のとろっとした白磁がいいですね。 染付もグッドデザインです。 類品は見たことがありません。 時々見かける笹文の線香立よりも、一時代古そうです。 保存箱が付きます。  (高さ16,3センチ、口径3,4~4,8センチ、底径6,4~8,1センチ)  価格はお問い合わせください。

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古代ヒンドゥーの金製指輪

ずっしりとした重さの金製の指輪です。一見、装飾過多の不思議な造形ですが、 これは8~9世紀頃に栄えたヒンドゥー国家、古マタラム王国のものです。 当時のヒンドゥー建築や彫刻にみられる典型的なデザインです。 指輪の中央はピラミッド状の寺院で、カーラ(鬼面)の刻印があり、 左右には象やワニの特徴をもつ空想上の怪魚、マカラが配置されています。 中部ジャワ、ボロブドゥール遺跡近郊の発掘品です。...

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禅寺のしゃもじ

堅い木でつくられた大きなしゃもじ。 長らく使われて、形は変わり柄の部分は短くなっているようです。 当初、素性が分からなかったのですが、 お客様から「禅寺で粥を炊くときに使われたもの」と教わりました。 以前どこかの禅寺を見学した際に、土間の庫裡(くり)と呼ばれる台所に大きな釜がいくつもあって そこに、しゃもじが置かれていた記憶がよみがえりました。  (長さ68センチ) 価格はお問い合わせください。...

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鎌倉時代の木彫仏~金銅仏の原形~

一度手元をはなれ、十数年振りに帰ってきた金剛薩た(こんごうさった)像です。 端正で、内に秘めた力があっていいですね。 彫刻的な完成度は驚くばかり。工房作品というよりは力量のある仏師の一点ものです。 私の仏教美術の先生が「これは金銅仏の原形だよ」と教えてくれました。 確かに、装飾を抑えたシンプルなつくりは、型どりに適した造形に見えます。...

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六朝時代の刀剣

  オルドス周辺からの発掘品で中国六朝時代(222年~589年)の刀剣です。 柄はブロンズ製。馬等の動物が形象化されています。 刀の部分は、鉄の鍛造で、日本の古墳時代の鉄剣と区別がつきません。 中国古代刀剣の発掘は漢代が多く、六朝は稀少、唐は皆無といわれています。 かなり以前に、日本に持ち込まれたものと思われます。  (長さ88,5センチ)  価格はお問い合わせください。

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村山地方の土人形

どこがよいのかと聞かれても、 いいですね~としか言えない、 山形県村山地方の幻の土人形。 昔、この地方の買い出しの方から譲ってもらいました。 (左 高さ6センチ) *事情により、一か月程ブログはお休みします。

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琉球漆 硯箱

「姿形の美しいよい根来ですね」と、言ってしまいそうになりますが、 これは、琉球漆の硯箱です。 蓋の楼閣山水、人物文様がなかったら、桃山~室町の「根来」で通りそうです。 黒地に朱漆が塗られた古い琉球漆を手にするのは、初めてのことです。 現存している古い琉球漆は、対中国の朝貢品か、1609年島津藩支配以降は徳川御三家等への貢物で、大名好みの唐物文様全開です。...

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坂田一男の滞欧作

 レジェに師事し、ピカソと展覧会をしたことで知られる坂田一男(1889-1956)。 日本ではじめて抽象絵画を手がけ、在野で生涯その道ひとすじで生きた人です。 12年間のパリ生活(1921-1933)を終えて帰国した時はトランクひとつだけ。 作品はほとんど持ち帰りませんでした。  この何気ない絵は、構想を練るために描かれたもので、 対象を分解し、思考し、再構成しようとしています。...

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ミニチュア供物台

シンプルな造形が魅力の唐~宋時代頃のミニチュア俑です。 緑釉は銀化し、水にぬらすと強い土臭がします。 この供物台の上に、ミニチュアの杯や香炉、菓子等が置かれ、 副葬品として墳墓に納められました。  (7,2×11,2センチ、高さ8センチ) 価格はお問い合わせください。

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点景 吉賀あさみ展 本日より開催

点景  吉賀あさみ展  6月22日(土)~28日(金)  12:00~19:00 …………………………………………………………………………………………吉賀あさみ

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古瀬戸鉄釉四耳壺

この茶壺は、室町時代の古瀬戸です。当時の最高級であった 唐物の茶壺を写しています。 力強く品のある佇まいですが、一番の魅力は胴の四方にある丸い「文様」。 鉄釉を刷毛でたたきつけるようにして円を描いています。 まるで、現代アートのペインティングのようです。 壺底と桐蓋の裏には、所有者の墨書きがあります。 四耳壺の耳がひとつ欠損しています。...

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石川寛治の油絵

1926年の作で、タイトルは「座せる裸女」。 まるで、竹下夢二の絵にでてくるような女性ですね。 大正末~昭和初期は、短髪の女性が銀座を闊歩していたという「マボ、モガの時代」です。 この作品は時代の表層を鏡のように写していて魅力があります。 石川寛治(1875-1964)は明治、大正、昭和にわたって絵を描き続けた人。 時には、没個性的だとか食い足りないとの批評がされましたが、...

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青山熊治の油絵

今まで青山熊治の絵は3~4点扱いましたが、一番お気に入りの一点「ヴイグル族の女性」です。 熊治(1886-1932)は、1911年に当時の「満州」を旅行して、この絵を描いています。 この絵を描くまでの画業を振り返ると、 20歳のデビュー作は鉱山の「老抗夫」、 21~24歳の東京美術学校の卒業制作が「アイヌ」、...

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