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荒木珠奈 新作展 7月1日から開催

 半立体 “Migrate”  ドローイング “Refuge-1” 古代中国では、蚕が蝶(蛾)となって、繭から飛び出していく姿は、復活と回生のシンボルでした。 荒木珠奈さんは、この数年、蝶をモチーフとして現代的テーマに向き合っています。 新作との出会いがとても楽しみです。 15年ぶりのブリキ星での作品展になります。 荒木珠奈 新作展 銅版画・立体・ドローイング...

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堤 土人形

江戸の爛熟した庶民文化を感じさせる東北堤の土人形です。 幕末頃のものは珍しくないのですが、これは江戸中期~後期にさかのぼるもの。 近松門左衛門の浄瑠璃作品に登場する「和藤内」です。 中国人を父に日本人を母にもつ主人公が活躍する物語が人気を博し、歌舞伎でも上演されました。 裏側に「庄子や」の文字が入っていて、この土人形が、伝説の名人といわれた庄子勇七の作だということがわかります。...

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道八の黒楽茶碗

幕末京焼の天才、仁阿弥道八の黒楽茶碗です。 おおらかで、のびのびとして、本家の楽にはない魅力があります。 富士の文様は多くのつくり手が試みていますが、道八のそれは秀逸です。 富士があることで、茶碗がひきしまっています。 高台脇にヘラ彫りによる「道八」の銘があります。 6代目道八と思われる字で、「黒茶碗 仁阿弥」と書かれた箱が付きます。  (口径11センチ、高さ8センチ、高台径4,8センチ)...

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荒木珠奈 新作展(銅版画・立体・ドローイング)を開催します

本日より、ブリキ星では15年ぶりの「荒木珠奈展」を開催します。 作者はここ数年、蝶をモチーフにして社会的テーマに向き合い、 刺激的な作品を発表しています。 コロナ禍ではありますが、感染対策をして開催いたします。 みなさまのお越しをお待ちしています。 会期 7月1日(木)ー4日(日)、8日(木)ー11日(日)       (5日、6日、7日は休み) Open 13:00~19:00...

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楽九代了入黒楽茶碗

一見、了入が敬愛する光悦を意識したのかな? と思ったのですが、手にしてビックリ。 土の塊のような手取りと重さです。 でも何故か心地よく、愛玩したくなる茶碗です。 高台は小さく、瀬戸黒のような削りだし。 高台脇には了入隠居印があります。 保存箱が付きます。  (口径10センチ、高さ8センチ、高台径4センチ、重さ486グラム)   <売約済みになりました>

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高岡徳太郎の油絵

古い街並みの中に建っている高島屋のビル。 大阪長堀橋筋の不思議な風景です。 高岡徳太郎(1902-1991)は、高島屋包装紙バラのデザインで知られている人で、 この絵は1932年の作です。  (板に油24,5×34,5センチ、額40×49,5センチ) <売約済みになりました>

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赤楽茶入れ

白みを帯びた赤楽茶入れ。ほっこりとした丸みがいいですね。 宗入の丸壺茶入れに見えます。 牙蓋も古く、当時のものと思われます。元箱はなく、保存箱が付きます。 楽代々は、茶入れをあまり手掛けなかったようです。 茶入れを茶道具の主役にした遠州が、千家と距離をとり、茶席でいっさい楽を使わなかった時代背景があるのかもしれません。  (口径3,3センチ、高さ6,4センチ、底径4,5センチ、重さ145グラム)

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赤楽茶碗

天目型を意識した、浅めの楽茶碗ですが、 このタイプは、意外なほどお茶をおいしくいただけます。 赤の発色は茶に近く、やや厚手でしっかりした手ごたえ。 高台から口に向かって力強い縦のヘラ跡があります。 左入造と書かれた江戸時代の箱(かなり傷みあり)が付きます。  (口径14,5センチ、高さ5,5センチ、高台径5,7センチ)    <売約済みになりました>

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男神坐像

枯れて朽ちて、木の精のようになった神像です。 平安時代のもの。 10年以上前にお別れしたのですが、再び戻ってきました。  (高さ約41センチ) <売約済みになりました>

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赤楽茶碗

楽九代了入(1756-1834)の赤楽茶碗です。 茶碗の内・外全体に、大胆で力強いヘラ削りがあります。 手取りはやや軽く、高台脇に「隠居印」があります。 無傷で、了入の共箱が付きます。   (口径11センチ、高さ8,5センチ、高台径5,5センチ)    <売約済みになりました>

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前田青邨の素描

青邨(1885-1977)は「日韓併合」から6年後の1915(大正4)年に、単身朝鮮に渡り、庶民の生活風景を絵にしています。 この素描は、その頃描かれたもの。紙にはシミがでています。 青邨の絵は、本画よりも下絵や素描が好きです。 一本の線の凄さを感じとれるので。  (絵19×26,5センチ、額36×42センチ)  <売約済みになりました>

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中西利雄の素描

骨太で動きがあり、無駄のない描線ですね。 この絵は1939(昭和14)年作の少女像です。 中西利雄(1900-1948)は、水彩画家として知られていますが、 自ら「デッサンの歌」を作詞、作曲したほど、素描を重視した人です。 紙に一部、破れがあります。  (絵21×27,5センチ、額30,7×44,5センチ)    <売約済みになりました>

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鹿子木孟郎の素描

「素描シリーズ」3回目は、印象派以前のリアリズムを評価した明治~大正の洋画家、 鹿子木孟郎の素描です。 この作品は、第一回目渡欧時1901~03(明治34~36)年のもので、 同じモデルと思われる油絵「白衣の婦人」は、彼の代表作になっています。 彼の素描は厳格さが特徴、しかしこの作品は油絵の下絵だったせいか、ユルさがあって、 そこが魅力的です。  (絵30×22センチ、額53×42センチ)...

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昔好きだった布 二点

先日、大掃除をしていたら懐かしいものが出てきました。 写真の、絹(右)と麻(左)の肌着(?)二点です。 いずれも、時を経てくたくたになった感じが好きでした。 最近は、「ブリキ星は昔とずいぶん変わりましたね」と言われます。 たしかに以前は、時代や新旧の垣根を取り外して軽みに遊ぶ、という志向でしたが、 今では、結構時代背景にこだわり、茶道具や、大正~昭和初の油絵や、プリミティブの「黒もの」が好きです。...

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マガジンラック

20世紀初頭、100年前のイギリスのマガジンラックです。 金属(銅に鍍金)のラインが見事で、オブジェ作品のよう。 使用可能です。  (20×40,5センチ、高さ41,5センチ)    <売約済みになりました>

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陶製のパイプ

どんぐり眼の動物の顔がいいですね。大きくあけた口が火皿になっています。 刻み煙草用のパイプ? あるいは、大麻のような「嗜好品」用のパイプだったのでしょうか。 桃山織部のキセルや、オランダの白色粘土の「クレーパイプ」は知られていますが、 これは古代オリエントのコレクターが持っていたものです。 時代、産地も不明です。  (長さ約11センチ)

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青木大乗の油絵

大正時代の大阪の雪景色です。 叙情性のある青の世界がいいですね。 大乗(1891-1997)は、日本画家として知られていますが、 この絵は宏峰を名乗っていた洋画家時代のもの。 タイトルは「雪の川畔」、1923年の作品です。 『青木大乗回顧展図録』<1969(昭和44)年発行>に掲載されています。  (紙ボードに油23×33センチ、額38×47,5センチ)    <売約済みになりました>

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坂口右左見の油絵

大胆で気迫ある筆致、引き締まった空間表現がいいですね。 坂口右左見は1937(昭和12)年に43歳で亡くなっていて、忘れ去られた画家の一人。 作品は昭和初期のものです。   (板に油24×33センチ)

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弥生土器

静かで重量感のある弥生土器です。 分厚いつくりで肩には突帯があり胴が大きく張った形は、弥生前期のものと思われます。 いくつかのワレや穴埋めの古い修理があります。  (高さ31,5センチ)

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蝶のオブジェ

初見で、これはいったい何だろう? という好奇心で購入。 紙とちりめんと綿、孔雀の羽根などでつくられた蝶のオブジェ。 壁か柱につるしてあったもののようです。 今でこそ朽ちていますが、本来の姿は豪華絢爛だったかも。 『蝶の民俗学』から道教関連の本までいろいろ調べても、これは何か不明のままです。  (縦約25センチ)

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